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まゆ毛がわたしをヤンキーにしてくる


「まゆ毛」に意味はあるのか。


体毛には「体を守る」意味があるらしいが

こと「まゆ毛」に関しては、まったく意味がわからない。


そんなことを考えていた、昨日のサウナ。

宮前平にある「湯けむりの庄」でのこと。


わたしにとってサウナはひたすらに暇なので、いつも体のマッサージをするか、ごはんのことを考えるか、人間観察をしている。


目の前に並ぶ、20体の成人男性の裸体。

その中で、わたしが気になるのが「まゆ毛」だ。


わたしは昔からまゆ毛が薄い。非常に。



2歳前後のわたし。

豪快に散らかすそーめんはさておき、なんとも可愛い。

ではなく、まゆ毛だ。この頃はまゆ毛がほぼ「無い」に等しい。



15年後。高3。下の左から2番目の坊主がわたしだ。人相が大変良くないが、おそらくイキっていた。

まゆ毛については、かなり生えてきているものの色が薄い。

当時は「細まゆ」ブームだったため、まわりにいるメンバーも薄く見える。いい時代だった。



2ヶ月前のわたし。

若干の補正が入っているため凛々しく見えるが、一緒に写っている女性と比べるとかなり薄い。

ちなみにこの謎のポーズにはちゃんと意味がある。長くなる上に面白くもないので書かないけれど。


✏️__________


以上がわたしのまゆ毛の歴史なのだが、小学生の頃は「まゆげ〜」と呼ばれてイジられていた。イジるなら相場は濃いやつだろうに。

高校に入ってからは「細まゆブーム」が到来したため、人生で初めてまゆ毛を剃った。「おまえ、意味ある?」と言ってきた友人にはデリカシーという言葉を教えた。

社会人になってからは「まゆ毛」のことなど考える暇もないほど働いた。ほとんど毎日、定時で帰っていたけれど。


そんなわたしに昨年、事件が起きた。


「中山さん、まゆ毛剃ってるんですか?」


いや、剃ってないわ。デフォルトじゃ。


✏️__________


それから写真を見るたびに

「うわ… まゆ毛ないじゃん…」

と落ち込むことが増えた。


とりわけ「帽子を被ったときの能面さ」は心にくるものがある。


光のせいで左眉が消えかかっている
さすがに人相が悪すぎる


最後の写真を見たときに「もうだめだ」と思った。

わたしはまゆ毛が薄いせいで、かぶりたい帽子さえ気持ちよく被れない。

かといってまゆげを書くのも面倒くさいので、諦めることにしようと思う。


そう、写真加工アプリがうまくやってくれればいいのだ。




ということで、これからわたしは「人相悪め」で生きていこうと思う。

どう考えても上の方がキモい。



なに見てやがんだ、てめー

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夜露死苦

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