こんにちは。
ゆぅです。

だいぶ気温が温かくなって春っぽくなってきた東京です。
皆さんがお住いの地域はどうでしょうか？('ω')

さて、今日は、おうち時間で観た「心が叫びたがってるんだ。」
について書いていきます！

「心が叫びたがってるんだ。」概要

【公演日】2017年7月22日
【上映時間】119分
【配給】アニプレックス
【監督】熊澤尚人
【原作】心が叫びたがってるんだ。 / 超平和バスターズ
【出演】中島健人 / 芳根京子 / 石井杏奈 / 寛一郎 / 荒川良々 / 大塚寧々

ストーリー

目の前の" 大切な人 "に「好き」と言えない4人の物語。

高校3年の坂上拓実は、「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されてしまう。一緒に任命されたのは、おしゃべりが出来ない少女・成瀬順。
彼女は幼い頃、自分の一言で、両親が離婚してしまい、それ以来誰にも心を開かなくなっていた。その他、優等生の仁藤菜月、野球部の元エース田崎大樹が選ばれた。

実は拓実と菜月は元恋人で、2人は自然消滅した後、お互いに気持ちは確認できずにいた。担任の思惑で、"ふれ交"の出し物がミュージカルに決定。
「ミュージカルは奇跡が起こる」という一言に、勇気を出した順は詞を書くことを決意し、さらに主役に立候補する。
そんな彼女の姿に感化された拓実が曲をつけることに。

順は拓実の優しさに好意を寄せるようになり、菜月は自分の想いを諦め、
そして夢を追う順の姿に大樹は好意を寄せ始める。

目の前の人に好きと言えず、すれ違う4人。

そして、舞台当日「やっぱり歌えない」と順は消えてしまい、拓実は順を探しに行く。しかし、舞台は、主役不在のまま幕をあける…

見どころ

① 歌で気持ちを伝える順
過去のトラウマから言葉を話すとお腹がいたくなってしまう順。
歌で伝えると素直に気持ちが伝えられてお腹も痛くならないことに気づき、
自分の気持ちをミュージカルにして「地域ふれあい交流会」で
発表することになる。

順が叫びたかった心の叫びが少しずつ物語となっていく。


② 4人それぞれの抱えている問題
　※若干のネタバレあり※
それぞれが抱えている過去のトラウマや過去に言ってしまった言葉が
ずっと心に残っていて、忘れられないでいる。
それはけして、相手を意図的に傷つける言葉だけではなく、
相手を期待させて裏切ってしまった言葉も傷として残るんだなあと思った。　

「俺が期待させた分、またお前らを傷つけたら
　そう思ったら、どうしても言えなかった」

　という言葉が田崎の言葉が印象的でした。

③ お城での会話
話せなかった順が言葉で気持ちを必死に伝えるシーンです。
拓実への好きな気持ちを抱えている順の精一杯の言葉に泣けました。
拓実もそれを素直に受け止めて、自分の弱い部分もさらけ出して
2人で舞台に立って気持ちを伝えることを決意する。


④ 芳根京子ちゃんの歌声
私が個人的に芳根ちゃんを好きになったきっかけが、
2015年にやっていた「表参道高校合唱部！」というドラマだったのですが、
この作品も合唱とはまた違った歌声で魅了してくれました。
透き通って可愛らしいのに力強い声ですよね◎


⑤ エンディング
エンディング曲の最後の最後にもうワンシーン残っているので　
ぜひそこまで見て欲しいです。
彼らの心は何を叫びたがっていたんでしょうか。

最後に

今回は「心が叫びたがってるんだ。」について書いてきました。
※見どころは、あくまで個人的な感想と意見です※

自分の弱い部分をさらけ出せる家族や友人がいる大切さや、
気持ちを真っすぐ伝えることの難しさ、素直に伝えることの大切さ。
自分の気持ちを閉じ込めてるのは誰のせいでもなく自分のせいで、
一度言ってしまった言葉は取り消せないから怖い部分でもあるけど
相手を想って言う言葉ならたとえ言い方を間違えても、
傷つけたくて言った言葉でなければきっと
分かりあえるのではないかなと思いました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考になった、共感した、私もこの作品見たよ！
などありましたら「スキ」をぜひお願いします！

それでは、また！