見出し画像

フリーランスになって良かった事

 シンプルにフリーランスになって良かった事を今回は書いてみたい。今年に入って私はバイトとの掛け持ちをやめて完全フリーランスに舵を切った。それがまあ、今ちょっと私の首を絞める状況となっており、取引先を増やしている最中なのだが、それは愚痴っぽくなってしまうのでフリーランスになって悪かった事として気が向いたら書きたい。

 バイトとの掛け持ち時代から少しずつ仕事を受けることが増えていたのだが、時々即日納品をお願いされる場合がある。実を言うと即日納品を少し高めに設定しているのだが、それはボリたいという気持ちより、お互いにゆとりのある取引を行う為に、通常作業の依頼へ誘導する為に敢えて高めにしている。しかし、それでも思ったより即日納品を希望される依頼主が多く、結果的にプラスとなっている。

 そもそもこの余裕を持ちたい理由が、当時は接客の仕事をしていた事と、都内へ足を運んでいた事、そして作業時間がバラバラだった事もあって即日納品の案件を受けられないケースがどうしても出てしまう恐れを拭いきれなかった為、予め保険を掛けていたのが大きな理由である。

 しかし、今となってはフリーランスへシフトした為、よほどの状況でない限り、即日納品に対応をする事が出来るようになった。

 最近フリーランスの仕事を行う上で重要な要素の一つとして当たり前ではあるのだが、やはりレスポンスの速さは重要。依頼主って何だかんだ余裕を持って期日を設けている人よりも、時間が無くてギリギリの進行になっている人も居る。思っている以上に後者のパターンは多く、即日納品希望の依頼に繋がる事が多い。

 そこでレスポンスが早いと仕事を受けられるチャンスがそれだけ広がる。しかしレスポンスは例え早く対応できるとしても、実際の作業に取り掛かれるかどうかと言えば話は変わってくる。何故なら他の仕事を既に行っていたり、納期が被った仕事が既にある場合、流石にスケジュールの調整が難しいと思う。そこにバイトなんてやっていたらシフトの調整なんて難しいわけで、チャンスを逃してしまう要因となってしまう。

 そのチャンスを取りこぼさないようにするには、やはり全ての仕事をフリーランスで請け負うようにした事は正解で、それがフリーランスの本来の働き方なんだと思っている。

 レスポンスだけではなく、実際に請け負って即日対応が出来る環境整備というのは本当に大事な要素なんだと感じている。

 実際、最近正直依頼が停滞気味だった事もあり焦りがあったのだが、今の私の強みはレスポンスの速さだけではなく、原則在宅作業を行っている為、即日で作業を行って欲しいというリクエストをほぼ100%受けられる状況に居る。レスポンスの速さ、コミュニケーションの取りやすさ、納品の速さ、完成度の高さ。これらをちゃんと行う事が出来れば、音楽の仕事でも、ライターの仕事でも生産性をかなり上げられると思う。

 もし今少しずつ依頼を頂けていて、いつかフリーランスとして独立したいと考えている方は、ちょっとリスキーである事は否めないが、完全フリーランスとして舵を切ってみる事を勧めたい。

 正直今の私はちょっと生活が苦しくなってしまった事は否定出来ないものの、即日の仕事を抱える事が出来る強みを持てた。レスポンスも余裕を持って返せるようになった。

 レスポンスが遅くなりがちな人、そしてレスポンスは早いが肝心の仕事を受けられる体制が整えられない場面がある人。そんな人は今の正社員やバイトで繋いでいるせいで受けられなくなっているのであれば、他業種になってでも業務委託で受けられる仕事を掛け持ちながら、本当にやりたいフリーランスの仕事を受けられる状況を作っておく事を勧めたい。

 とまあ、最もフリーランスってそもそも常に取り引き先と手を組んで、仕事を貰いに行くのが基本だと思っているので、本気でフリーランスを目指すのであれば正社員やバイトとの掛け持ちはゴールまでの道のりを長くしてしまうのかもしれない。

 という事で、私も頑張りたい。もし音楽制作、ミックス、ライターの仕事など任せてもいいよ?という方がいたら是非ご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?