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ステップ21【オリジナルトランプルール】

《パーティーゲーム・オリジナルトランプルール》

□概要
 全員で21を目指しながら得点を稼いでいく、手軽な対戦ゲームです。
 順番に手札を出しながら共有の場で数値を加算していき、早く10点を稼いだ人が勝利となる、推理と駆け引きの熱いオリジナルトランプルールになっています。
 21ぴったりを達成することで大きく得点を稼ぐこともでき、一発逆転のチャンスもあります。

必要なもの:トランプ1組(ジョーカー含む)
プレイ人数:2~4人程度(多人数可)
プレイ時間:約5分~15分



□ゲームの流れ
-準備-
1.トランプ1組を全てシャッフルして、3枚ずつプレイヤーに配ります(これを手札と呼びます)。

2.残ったカードを全て山札として、裏向きで場に置きます。

3.山札の一番上のカードを表にして、場に置きます(これを場札と呼びます)。
また、山札のそばに捨て札置き場を空けておきます(今は0枚です)。

4.ジャンケンをして親を1人決めます。
以降、親から時計回り(反時計回り)に手番を進めていきます。


-手番の流れ-
 プレイヤーは、順番に手札から一枚カードを選び、表向きで場(場札)に出していきます。
 場札に出されたカードの値を加算していき、その値によってプレイヤーは得点を獲得することができます。
 場で加算される値は21を超えると超えた分だけの値に戻り、再び21まで加算していきます。
(場の値は0~21をとり、22なら1、25なら4というように、21を引いた値・21で割った余りに戻ります)

1.アプローチ(11~20)
場の値を11~20にしたプレイヤーは、アプローチ点を獲得するチャンスがあります。
次のプレイヤーが後述するステップを達成しなかった場合、ひとつ前のプレイヤー(アプローチしたプレイヤー)が1点を獲得します。
アプローチ点を獲得した場合、アプローチに使用したカードを裏向きで自分の手元に置き、そのゲームからは除外します。
裏向きに置いたアプローチ点は全て1枚1点に換算します。

2.ステップ(21)
場の値を21ぴったりにしたプレイヤーは、ステップ点を獲得します。
ステップに使用したカードを表向きで自分の手元に置き、そのゲームからは除外します。
ステップ点はそのカードに表示されている値がそのまま得点になります(後述するカードの値の扱いに準じます)。
ステップが発生したら、場のカードは全て捨て札に移動し、改めて山札の一番上からカードを一枚表向きにして、新しい場の値とします。

 プレイヤーはカードを出した後、山札から1枚カードを引きます。
 10点を獲得したプレイヤーが勝利となります。

※以降、プレイヤーを時計回り(反時計回り)に交代していき、最後の一人になるまで手番を続けます。


□各種ルール
[カードの値]
カードの値は基本的に表示されている値です。スート(マーク)による違いはありません。
ただし、Jは1、Qは2、Kは3として扱います。
またジョーカーは、値としては0として扱います。詳しいルールは後述します。

[ジョーカーのルール]
手番でジョーカーを出した場合、現在の場の値をリセットし、前プレイヤーのアプローチも無効化します。
ジョーカーを出した後の場の値は0として、次のプレイヤーの手番となります。
ゲーム開始時、あるいはステップ後の初めの値がジョーカーとなった場合、その値は0として扱います。

[スキップ]
プレイヤーは、自分の手番でスキップを選択することができます。
スキップをする場合、プレイヤーは手札の中から一枚を選択して捨て札に置き、新しく山札から一枚引きます。
スキップはプレイヤーそれぞれにおいて、連続で使用することはできません。

[山札が無くなった場合]
山札が0枚になった場合、その時点での捨て札と山札の一番上のカード以外を全てまとめてシャッフルし、裏向きにして新しい山札にします。
カードを引く操作の途中だった場合、新しい山札から残りの枚数を引きます。


制作・調整:RPG制作サークル「SIFONN(シフォン)」
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