チューリップ

食養生、春編

この記事について

三療師をしていて(はり、きゆう、あん摩マッサージ指圧の三つの国家資格(昔は都道府県免許でした)を持つ人をそう呼んでいたみたいですが、現在の法制度上では使われていません。でも気に入っているのでこう書いておきます。)、患者さんが自分で気を付けること、できることの話を治療施術のたびに必ず話しています。
心身を回復させたり、できるだけ好調であるには、ご本人の意識や行動が不可欠だからです。
人様の健康を願う者の一人として、ツイッターやインターネットなんかでも、自分のところへ来てくださる方以外にも有用なことを発信できたらいいなと思うのですが、毎回書いたり思案してはやめていることが多い現状です。
それは心や体のことはそれぞれに違うので、私の発したことが本来は当てはまらない方が試したり参考にしていただいても、意味がなかったり最悪の場合悪いほうへ転じてしまったりすることへの懸念からきています。
しかしながら、書きたい欲求も消えません。
そこで、noteの有料機能を使ってみることにしました。
読まれた方がもし疑問があれば、できるだけお答えできればと思っています。
内容の最後に記載のアドレスや、ツイッターなどにアクションください。

この記事にはこんなことが書かれています。
・春という季節の特徴
・春はどうやって食べるとよいか
・食材はどんなものがよいか

他の季節についても今後執筆の予定ですが、全体として繋がるわけではないので、どこかの季節だけを読んでも大丈夫です。
一部重複する内容も出てくるかと思います。
また、私の施術治療を受けてくださっている方には、内容を公開いたします。
もしご興味がありましたら、ご購入の前にお声掛けください。


はじめに

暦の上では2月が立春ですが、実際に多くの人が春を感じるのは年度の変わり目や始まりでしょうか。
寒さ厳しかった冬から暖かくなり始め、過ごしやすく思ったり、生き物の息吹を感じて気分が高揚したりします。
しかし、その気温変化に体調を崩したり、また新しい年度で環境が変わり、体だけでなく適応しなければならないものが増えることもあるはずです。
こちらの記事(https://note.mu/fooa/n/n0c4418b87963)でも書きましたが、自分の抵抗力・適応力が低くなると、体を損なう原因となってしまいます。
そこで、季節に応じた生活を行うことで、自分自身のコンディションを整え理想的な状態を維持することができます。
まずもっとも身近で、毎日、誰しも必ず行う食事で季節に応じることは、体の基本となってくれます。
変化や忙しさから蔑ろにしがちですが、食事の仕方は自分自身に返ってくるので、少しずつでも構いませんから見直してみてください。
そしてきっと、毎日の積み重ねが養生に繋がります。
お読みいただくみなさまのよりよい日々を心から願い、食養生についてお話しします。

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