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【読書日記】やさしくない国ニッポンの政治経済学|日本人は困っている人を本当に助けないのか?

本書の結論は

「日本は他人に優しくない
 自助だけの国になりつつある」
です。


どうも、
読書セラピストのタルイです。

突然ですが、
あなたは日本人に生まれて
良かったこと
ってありますか?

私が日本人に生まれて
良かったなーと実感するのは
日本人の「優しさ」に触れたときです。


日本では
たとえ財布や現金を落としたとしても、
返還率は7割を超えるといいます。

私も過去に一度お財布を
落としたことがありましたが
現金もそのまま
ちゃんと帰ってきましたよ😊



また、海外から訪れた方は
日本のホテルやレストランなどの
おもてなしが素晴らしいと評価されます。


飲食店のコンサルをしている私には
自分のことのように嬉しい評価です。




思い返せば
東日本大震災の時も

日本の人たちが結束して
助け合う姿勢が
海外から賞賛されてましたよね。


最近ですと
サッカーWカップでの集団ゴミ拾い

試合の映像も楽しみでしたが
サポーターのゴミ拾いの映像が
流れるたびに
私の涙腺はウルウルとなりました。


私はそんな
「思いやりの国ニッポン」
日本人であることが誇りです。


いま話題のchatGPTにも
「なぜ日本人は優しいのか?」
と質問してみました。

日本人が優しいという説明にはいくつかの要因があります。

一つは、日本文化における共同性という概念があることです。日本では、個人よりも集団や家族を重んじる傾向があります。そのため、他人のことを思いやることが大切だと考えられています。

また、日本には「おもてなし」という概念があります。これは、人々が心から相手をもてなすことで、お互いの心を開き、親密な関係を築くことができるとされています。

さらに、日本人は細やかな気遣いができるとされています。例えば、公共の場でマナーを守ることや、お土産を贈る際には相手の好みを考慮するなど、細かい配慮が必要な場面で、日本人は他人に対して心を配ることができます。

以上のような文化的背景や環境が、日本人が優しいとされる一因となっています。
chatGPTより


●個人よりも集団主義
●「おもてなし」の概念
●細やかな気遣い


うんうん。

最近のAIは「日本人の心」ってやつを
理解してますね🤔



ところがですね。

今度はググってみたところ
びっくりするタイトルの本が
検索されました!


はぁ〜???



日本がやさしくない国だと?

何を言っているんだ
この本の著者は!

著者は
オランダのフローニンゲン大学の
助教授・田中世紀さんという方です。


ははーん
さては…あれか!

ひろゆき氏や
丸と四角のメガネの人のような

海外に住みながら
日本に対してあれこれ過激発言して

対岸の火事を
わざわざ炎上させて眺める

新手の職業マッチポンプの人か?


と私のなかに先入観が芽生えましたが

どうやらよくよく調べてみると

日本人の意識調査や
行動動態の変遷を研究している
本職の人でした。

ゲスに勘ぐってすみません


本書もよくよく読んでみると

本職の方が書いてる本ですので
その根拠もデータもバッチリと
明記してあるんですよ。


本書で紹介されている
さまざまなデータを基にすると
先ほどのChatGPTの返答とも
食い違いがあります。

▶︎日本では、個人よりも集団や家族を重んじる傾向があります。

日本人は自発的に集団主義で
行動しているわけでなく

会社組織など
集団主義を担保とする
社会システムがなければ

アメリカ人以上
個人主義なんだそうです。



▶︎日本には「おもてなし」という概念があります。

日本人なら誰でも認識している
「おもてなし」

GPTも
「人々が心から相手をもてなすことで、お互いの心を開き、親密な関係を築くことができる」

と書いてます。


ところが「世界人助け指数」では
日本は126ヵ国中107位と
先進国では最下位なのです。

さらに
「世界価値調査」において
「他国の人は信頼できる」
と答えた人は

オランダ15.4%
アメリカ8.1%
に対して

日本はわずか0.2%

日本人は心を開いてません。


このデータでいくと
日本は他人にも他国の人にも
「おもてなし」していません。


おもてなしの語源は
「表裏なし」らしいのですが

これでは日本人は
表裏ありすぎではないでしょうか



▶︎日本人は細やかな気遣いができるとされています。

公共の場でマナーを守る

お土産を贈る際には
相手の好みを考慮する

これらは個人の気遣いからくる
細かい配慮というよりは

日本人は昔から
「ルールに則って行動する」
のが得意だからです。

日本人は
それらのルールを守ることで

会社組織などから
一定の自由を与えられてきたのです。

つまり飼い慣らされてきたのです。





なんということでしょうか…

ChatGPTでの返答が
全て否定される格好となりました💧



ということは…
日本は自助・共助・公助の国でもない
可能性もあります!


どうなんだ?


ここからは
自助、共助、公助の視点で
本書をまとめてみたので
ご覧ください!


◆【共助の視点】日本人が人助けしない2つの理由

本記事における「共助」とは、
地域やコミュニティといった
周囲の人たちが
協力して助け合うこと
をいいます。

著者の主張をまとめると

現在の日本は
何かしらのいくつかの要因

●他人を信頼しない
●社会参加しない


その結果として
協力して他人を助けることがない
現状にあるようです。



その要因は複数にまたがり
「仮説ではある」
学者の先生らしい
慎重な言葉選びが好感持てます。



▶︎[理由1]日本人は他人を信頼しない


著者が日経リサーチの協力のもと

日本人1800人を対象にした
独自調査において

「他人を信頼するか?」

と質問してみたところ

なんと80.7%もの人が
「他人を信頼していない」
「用心するに越した事はない」


と回答しています。


まぁ、私もこの質問されたら
「他人を信頼していない」
と答えるだろうな🤔

むしろそれが
普通の答えではないでしょうか。




なぜ日本人は
他人を信頼しないのだろうか?

この問いに対し
著者の仮説は面白いです。


日本は昔から相互監視制裁
社会制度が確立しており

このシステムの中において
日本人は他人を信頼できるし
助け合いすることも
助長されるというのです。


例を挙げると
日本が江戸時代に
幕府が設置した

「五人組」という
治安維持システムです。

農民たちに対して
安定して年貢を納めさせるため
5~6戸を一組にして
連帯責任を負わせました。

このシステムには
相互監視制裁
重要な役割を果たしたのです。

不良行為を行った者に対して
厳しい罰則を与えることで、
犯罪行為の抑止や再発防止を
図ることでした。


このように日本人は昔から
相手を信頼しなくても
社会が回るシステムを使うのが
とっても上手だったのです。


しかし、
こういった社会制度も
会社組織との関係が
希薄になりつつある現代では
年々減少しています。

連帯責任の社会システムから
信頼をベースとした社会システムへ

日本はいまその過渡期なんですね。



▶︎[理由2]日本人は社会参加したがらない


まずこちらの図をご覧ください。
日本とアメリカとドイツで
社会参加の比較をしてあります。

※本書の図をもとに作成

日本人は他国と比べても
社会参加は低いです。


どうやら日本人はPTAように

全国レベルではなく
ローカルな社会参加
好む傾向にあるそうです。

通学路パトロール
運動会などの手伝い
保護者会の運営など

PTA活動は多忙なのにも関わらず
100%近い加入率の学校
もあるそうです。

でもこれはやはり…

暗黙のルールによる罰を恐れから
半強制的参加なのかもしれません。


●近所付き合いが年々希薄になる国ニッポン


内閣府が2020年に行った
「社会意識に関する世論調査」
によると

日本は10年前に比べて
地域や住民の間で

「困ったときは助け合うのが望ましい」

と回答した人は
8ポイント減少してます。

逆に、

「世話話をする程度の
 付き合いが望ましい」


と答えた人は14ポイント増加

「挨拶をする程度な
 付き合いが望ましい」

8ポイント増加しているのです。



しかしですよ。

人助けは別に組織や
コミュニティに属してなくても

寄付ボランティアがありますよね。


このあたりは
日本人はどうなんでしょう🤔


●寄付やボランティアもしない国ニッポン

前述しました
「世界人助け指数」によると

日本は126ヵ国中
「寄付」の項目では64位
「ボランティア」の項目では46位です。


国際比較すると
とことん日本は弱いです💦



これについて
著者が説いているのは


そもそも人助けするには
人助けをしたいと思う
「実感の重要性」
が大切ということです。


例えば、あなたは

「O型の人は他の血液型の人よりも
 献血する傾向にある」

このデータをご存知でしたか?

でもこれはO型の人が
他の血液型よりも
利他的な性格である
ということではないのですよ。


寄付や骨髄バンク登録、
臓器提供などでは
O型だから特別高いという
統計はないのです。


それはO型が
どの血液型に対しても
輸血が可能だから

献血による達成感が
高いからではないか?

という仮説が成り立つのです。



つまり
人間が本来持っている
利他の心だけでは弱い
ということです。

考えてみれば
ふるさと納税
もそうですよね🤔


私もnoteを始めてから
NPO法人に寄付をやってますが

毎月いただく感謝のメールや
お手紙がなければ
続いてなかったと思います。


「やらぬ善より、やる偽善」でしょう。



ここまでを読むと
「日本人はなんて冷たい民族だ」
と思われたかもしれません。

ですが、


2020年の
「社会意識に関する世論調査」
においては

実に63.4%もの日本人が

「社会の一員として
 何か社会に役に立ちたい」

と思っているのです。


つまり日本人は

潜在的には人助けしたいし、
社会の役にも立ちたい

と思っているのです。


だが現実に
それが叶わないのは
なぜなのか?


いよいよ
その核心に触れることを
次にまとめてみました。



◆[自助の視点]自分のことは自分でどうにかしなければいけない国ニッポン

本記事における自助とは、
自分自身や家族の命と
財産を守ることです。


いま日本人は
「他人にやさしくない」うえに
「貧乏」になってきているのです。

現時点で「日本人の6人に1人」
貧困状態にあります。

日本ではとくに

高齢者、
母子家庭の人、
非正規労働者が、


貧困に苦しむ傾向にあります。


厚生労働省の
国民生活基礎調査(2019)によれば
54.4%の世帯が

「生活が苦しい」

と答えています。


第6回「世界価値観調査」において

「あなたの成功はあなた自身の努力の結果だと思いますか、それとも運など他の要因によると思いますか?」

この質問に
アメリカ人の60%以上
自分の成功は努力の結果だと
考えているのに対して

日本人は約45%しか考えていない


つまり日本人の半分以上

人生の成功は
自分がコントロールできない
外的な要因によって決まることが多い


と考えているのです。





もし仮にですよ

日本が外的要因で、
自分がいくら頑張っても
望んだ結果に辿り着けない社会

このまま進んでいくとするならば…

にもかかわらず
社会参加もせず
共助も得られないならば…

自分のことは自分で
どうにかしなければならない


と多くの日本人が
思っていく可能性が高いです。


いま日本人の多くは
他人を助けている場合じゃない。

寄付とかボランティアとか
そんな余裕などない。

自分の生活のことで
割と精一杯なのです。



ですが、
このような自己責任が
重視される一方で、

日本では
社会的支援として
生活保護も存在します。


ところがこれも…

◆【公助の視点】生活保護を受けたがらない国ニッポン


日本人はとりわけ
自助努力をモットーとしてます。


本書によると
生活保護の対象であるにもかかわらず

受給しようとしない人

日本では異常に多いというのです!


なぜ貧しい人の多くは
生活保護を受けないのだろうか?


それはどうしても

「他人に迷惑をかけたくない」

と思っていると仮説できます。

どんなに困っていても
他人様(ひとさま)に
迷惑をかけてはいけない


と刷り込まれてきた教育が
潜在意識として働き

助けを求めるのが
億劫になっているようなのです。


さらに本書では
もう一つの有力な仮説として
社会的スティグマ(汚名)
もありました。


生活保護を受けるということは、

人生に失敗したという
烙印を捺される


恥ずべきことだと考えてしまうのです。


自己責任の国であるがために、
社会の目を気にして
生活保護を受けるのは

「恥ずかしいこと」
「隠さなければいけないこと」


という認識が強いのです。



例えば北欧の三国
スウェーデン
ノルウェー
フィンランド


日本と比較して
社会保障制度が充実しています。

でもその分
税率が高いことでも有名です。


それでも国民から不満が出ないのは

良いサービスを受けるためには
国民全体で負担をし
お互いを支え合う

この「高福祉・高負担」の考え方が
「共通の利益」や「共通のニーズ」
としてあるわけです。


日本にはこういった
「共通の利益」
「共通のニーズ」がないのです。

年金だってそうですよね。
共通の利益やニーズになってないです。


◆どうやったら「思いやりの国ニッポン」になるのか?

公助とは
国や地方自治体などの
公的な支援を受けて
問題解決をすることです。


ところが日本人は
生活保護を受けたがらない

人助けに対して日本人同士にも
「共通の利益」や「共通のニーズ」が
合意できていない状態


著者は、この問題解決に対して

そもそも他者を信頼しない国民性

自助中心の日本
にふさわしい
公助
のあり方として

「ベーシック・インカム」

を推しています。



ベーシック・インカムとは何か?

最低限所得保障の一種で
政府が全国民に対して

定期的に決められた額を
預金口座に支給する
という政策。

さきの厄災であった
「10万円給付」
その考え方に近いです。


確かに、
ベーシック・インカムだったら
共通の利益やニーズに
合意する必要もないです🤔


それに生活保護のような
限定的な給付より
メリットがあります。

例えば、
子供は最も安い服でなく
友達の中で「浮いた」存在に
ならないように

少しだけ高いが
他の子供が着るような服を
着たいと思っています。


子供にそういう服を買い与えたい思う
お母さんにとっては

生活保護だと
世間に対する後ろ冷たさから
消費を抑えてしまうかもしれない。

でもベーシック・インカムなら
そんな後ろ冷たさもなく
消費ができます。


結果的に経済が回りますよね。



◆〈まとめ〉私がそれでも日本が大好きな理由

桜と富士山は美しいけれど…


ここで本書の内容を簡潔にまとめます。

●日本は共助の意識が弱い

●日本人は自己責任の意識から
 自助を考えがち

●日本には社会福祉に対する
 国民共通の利益やニーズがない

私はここまでの
著者の仮説をまとめてみて


自分の中の積年の想い

「寄付はしたいけど
 高い税金は払いたくない気持ち」


このモヤモヤがやっと解けました。

私が政治不信に
陥っているわけではないのですよ。


「自分のことは自分で
 どうにかしなければならない」


と認知が歪んでいたのです。


いざって時に
誰も頼れないと思ってしまう
敢えて仮説とするならば

「自己責任バイアス」
にかかってました。





日本はどうやら
「美しい国」ではないようです。

「美しい国 日本」なんて発言すると
改造銃で打たれちゃう国ですしね。


でもね。
それでも私は
こんな日本が大好きです。


マクロで見れば
「日本は優しくない」
のかもしれないけれど

私の周り、半径5メートルの人は
やさしい日本人によって
囲まれているからです。



大好きな日本がより良くなるように

私も著者に倣って
仮説を立ててみてので
もうちょっとだけ読んでください。

〈自助について〉

「自分のことは自分で
 どうにかしなければならない」

どうやらこれは
私の単なる思い込み
自己責任バイアスでした。


ですが
本当の自助努力は別にあると思います。



自分の周りに
感謝を伝えることではないでしょうか?


人生の成功は
自分がコントロールできない
外的な要因によって決まることが多い


確かにそうかもしれません。

歴史上、
人の社会は協力の上に
成り立ってきました。

1600万部を超えた世界的ベストセラー
「サピエンス全史」では
著者のユヴァル・ノア・ハラリ

肉体的にはより屈強だったネアンデルタール人が絶滅して、弱かったわれわれ人類の祖先が生き残ったのは、我々の祖先が「協力」することができたからである。

ハラリの考えに基づくならば
私たち一人一人がすべきことは
協力してくれる仲間への感謝でしょう。


仲間への感謝は
自分でコントロールできる要因です。

「ありがとう」「おかげさま」

これは好意の返報性にもとづく
立派な自助努力です。



〈共助について〉


先日、amazon primeで
映画『老後の資金がありません!』
を観ました。

天海祐希さんと松重豊さんが
夫婦役なんですが

老後の資金問題に対して

映画のエンディングで夫妻は、
持家を売却し、

夫婦でシェアハウスに入居するのです。


私は夫婦でシェアハウスに住むという
社会との繋がり方

これも「共助」
ひとつのあり方だと思いました。


ちょっと調べたところ
最近では、
高齢者向けのシェアハウス
増加しているそうです。


シェアハウスだったら
年々低下している
ご近所さんとの関係希薄
対処できそうですね。


だって、一つ屋根の下に
住むのですから


シェアハウスなんて
若い男女の恋愛模様を
お茶の間に向けてモニターで覗く施設

ぐらいの見識しかありませんでしたが


老後の終の住処
のような使い方も
ありなんだなーと思いました。


テラスより囲炉裏がいいな



〈公助について〉

ぶっちゃけると
ベーシックインカム導入の
話が進まないのは
財源なんですよね。

だから導入が決定したらしたらで
増税はやむなしです。


そうです。増税は嫌です
😰


ならもういっそのこと

「現金」での支給は諦めて
「仮想通貨」にしちゃえば
いいのではないか🤔


なんてことを考えながら
ググってみたら


「ベーシック・インカム」ならぬ
「ベーシック・ペンション」なる
仮説がヒットしました。


詳しくはこちらをご覧ください。
なかなか面白い仮説ですよ。


こういったアイデアを
まずはたくさんの日本人が
目にして、
議論して、
試験的にテストするところまで
進めていきたいですね。



自助:まわりに感謝を伝える
共助:シェアハウス
公助:ベーシックペンション  


潜在的にはやさしい日本人には
こんな未来があったら楽しそうですね。



本来の福祉国家とは、
あらかじめみんなで協力して

一人一人が弱者になってしまうリスク
(貧困、失業、疫病、高齢)
を共有しましょう

これが一つの理念なのです。

本記事がその共有になれば
私は嬉しいです。


本書は大学の学者先生が
書いたとは思えないくらい
平坦でわかりやすい文章で

しかも100ページちょっとしかないので
読みやすいです。

序 章 人にやさしくない、貧しい国ニッポン
第1章 他人を信頼しない日本人
第2章 そもそも、なぜ人は他人を助けるのか
第3章 日本人の社会参加
第4章 利己主義の社会的帰結
第5章 日本はベーシック・インカムを導入すべきか


最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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