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本質を問い続ける

おはようございます!
今日も活動していきます!

活動を推進しながら、改めて本質的な、根本的な部分について考える意識を持つようにしています。

このプロジェクトは、誰のためにあるのか。子どもたちのため。

このプロジェクトが取り組む問題は何か。解決しようとしている問題は何か。社会に果たそうとしている役割は何か。日本の貧困問題。子どもの空腹や孤独の問題、日常的で安心できる食事の機会をつくること。

とても単純な話でも、その実態や本質を考えると、とても複雑で深淵になっていきます。

自分達はなぜ活動しているのか。本質を考え続けて、考え続けて、答えが出なくても考え続けることが大切なのだと、たくさんの方々との出会いや教えから学ばせて頂いています。


現在、自分達がとっている行動や意思決定は、本質に即したものになっているか。本来の目的を見失っていないか。

当事者として取り組んでいると、当然のようにそれらができているような気になってしまうことがあります。でも、客観的な視点で自分を観察してみたり、あるいは第三者からフィードバックをもらったりしたときに、別の見え方がすることもあります。

やり方は100万通りと言いますが、どれが正解は本当に分からない。やってみないと分からないことが本当にたくさんあるんだって学ばせて頂いています。

良い意思決定を続けるために、できる限り多くの情報を集めて、想像力を働かせて、最善の判断を心がけていても、やはり実際に取り組んでみると、周囲の反応は予想だにしないものだったりすることも多いです。

また、この活動が非営利組織による非営利事業であることも、重々理解しておく必要があると、最近は今までにもまして感じるようになりました。

非営利組織が社会にイノベーションを起こしていくのには、いくつかのジレンマが存在すると言われています。

特有の「壁」といいますか。

例えば、時間の壁。運営資金の多くを寄付によって賄っている事業では、ある程度短期間でそれなりの成果を上げることが大切です。そうでないと、不信感や不満につながり、社会的信用を失ってしまうからです。

比較対象が正しいかは別として、昨年Facebookが社名を変え、今後10年は新規事業に毎年1兆円の予算をつぎ込むと発表していましたが、そういうことは非営利組織の事業では基本的にできないというか、やってはいけないというか。そういうことになっています。

他にも、人件費だったり、広告やマーケティングだったり、未来投資だったり、非営利事業がイノベーションを起こす際に生じるいくつかのジレンマが指摘されています。これらを乗り越えて、社会にムーブメントを起こしていけたらと思っています。

周囲から注目していただけたり、応援して頂けたり、ありがたいご縁を頂けたり、感謝が尽きないです。

だからこそ、自分達の行動や意思決定にきちんと責任を持って、取り組んでいきたいと思います。説明責任が生じることだって、あると思いますし。

そうは言っても、深刻にやるつもりはなく、本気でど真剣に、思い切り楽しんで毎日を突っ走っていこうと思います。

今日は以上です。
ありがとうございました!


【追伸】

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