妹が二十歳になりまして。

妹が二十歳になりました。

ここ数年、妹の誕生日にはラインギフトでスタバ券を送ってました。実家のある地域はスタバもないど田舎でしたが、大学生になりスタバに行きやすくなってからは気兼ねなく送れます。

いつも通り今年もスタバ券を送るつもりでしたが、そういえば今年は妹が成人する年なのだ、と思い出し、お酒を送ることにしました。

お祝いに贈るお酒って言ったら日本酒かワインしかないっしょ、ということでその二つで探しました。

そういえば前に、母の日だったか母の誕生日だったかに東光という宇宙一旨い梅酒を贈ったことがありますが、そのときは普段一滴もお酒を飲まない母がバカスカ飲んでました。
なんなら私にも飲ませようとアルハラする始末。
でも、シーズンになると期間限定のサッポロクラシックを送ってくれるので良しとします。

激旨最強梅酒の東光の話は置いといて。

これはあくまで予想ですが、妹はあまりお酒感があるものは飲めません。これはあくまで妄想ですが、缶のジャックコークを買ってきて、一口飲み「不味いから飲んで」と押し付けられたことがあります。

となると、やはりワインかと。日本酒も飲み易いのはあれどやはりお酒感は拭えない。ワインは雰囲気込みで誕生日プレゼントにもぴったりだろう、と。

ただ一つ問題なのは、私がワインに関して全くの門外漢であること。
思い返すと、私が初めてワイン、否、葡萄酒を認識したのは幼稚園の頃。私は当時カトリック系の幼稚園に通っていました。そこではクリスマス会を始め、キリスト教チックなイベントが多くあったのです。
その中で園長のマンフレード・フレデリッヒ先生(ドイツ人)は、水を葡萄酒に変える、というイエスの奇跡を模した芸当をよくやっていました。
そしてフレデリッヒはマジックが得意で、丸めて筒にした新聞紙にオレンジジュースを注いでもこぼれてこない、というマジックをやっていました。
それのせいで、水を葡萄酒に変えるのもマジックか何かだと思っていました。これはカトリック的に良くない気がしますね。

なにが言いたいかというと、水と葡萄酒の違いもわからんアホということです。

でも、兄としてここは良いところを見せたいじゃないですか。お洒落なワインを一瓶送って、妹のハッピーお酒ライフを後押ししたいじゃないですか。

そこで一つ思い出しました。つい先日、女性とお洒落なイタリアンカフェバーみたいなところに行って、ワインを飲んだじゃありませんか。
その女性にはその日告白して振られたので、連絡するのは気持ち悪いだろうし気が引けたのですが、妹の為なら、とアホなふりしてその日飲んでいたワインの銘柄を聞きました。
そんで教えてもらったのが奥野田ワイナリーの2022 アネモネ シャルドネという白ワインです。
早速公式サイトで購入し、実家に届くように手配しました。

これを機会にワインに詳しくなろうかな、と思いそのワインについて調べてみました。
アネモネって花だったよな、と思い調べてみると、記憶は正しく、たしかに花でした。
じゃあ花言葉は何なんだろう、と思い調べてみると「はかない恋」でした。

おい。おい!

サポートされると税金とかめんどいっす