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どんなに考え出した答えでも

どんなに多くの人達を納得させても
きっと誰かが文句を付けてくるんだと思う。

それはこの先もずっと変わらないこと
だと思う。

僕は高校卒業後に貧乏旅行で良いので、好きな
国を回るようなことをしたいと思っていて、
それを周りに話したらあんまり良い顔はされま
せんでした。

「大学は最低限」
「大学に行かなきゃ就活が不利」
「高卒だと給料低いらしいよ」など

とにかく色んな話を聞かされて、内心では
大学に行きたくても行けない人だっている
のにと思っていました。


当時の僕は、大学に行く理由を生み出せず、
自分が大学生活を送っているイメージも
湧かなかったので大学進学は早々と諦めて
いました。

とにかく海外へ行ってみたい、色々な国
へ行ってみたい。その情熱は確かに感じて
いました。

ただ、それをみんなが納得してくれない。
今思うとなぜ僕は周りの反応を気にしていた
のか不思議に思います。

僕はやはり大学には行けないと考え、
他の道を探りました。

調べて行くとスペイン語を教えてくれる
専門学校があると知り、専門学校なら通うのも
2年だしスペイン語を話せたらスペイン本土と
南米にあるスペイン語を母語とする国で困らな
いぞと思ったんです。

そう密かに計画しました。

これならみんなも納得してくれる。
家族も友達も担任も。

しかし、家族は納得してくれたんですが、
友達から「スペイン語を学んでどう就活に
役立てるの?」と聞かれ、特に答えを用意して
いません。正確には就活をする予定ではないの
で答えることが何もない。

僕は友達にそんな指摘を受けて、ではこの
スペイン語をどうやって日本での就活に活かせ
ば良いのか、いやそもそも日本でスペイン語を
使う働き口ってあるのかな、、いやもう他の
言語にした方が良いのかな。とそんなことを
ひたすら考えていたら頭がパンクしてしまい、

「自分は一体何がしたいんだっけ」となって
しまったんですね。

完全に最初の貧乏旅行でも良いから海外へ
行きたいっていう目的がボヤけてしまったん
です。

そして結局のところ、自分がどんなに悩み
抜いて考え出したアイディアでも、やっぱり
誰かしらには反対されてしまう、これはキリ
がないかもしれない。そう思うようになり
ました。

どんなにベストの答えを出しても、やはり
誰かにとってその考えはノーだったりする。

やっぱりこんなにも人間がいたら、それは
誰かにノーを突きつけられと思う、なので
みんなある程度やってみたいことが出来たら、
最低限の人に軽く話だけしておいて、ささっと
自分が引いたレールをとりあえず見切り発車で
も良いので進んじゃって良いと思います。

ただし、最低限の話をしたその人達の意見は
きっと大切な意見だからそこには耳を傾けま
しょう。

「たくさんの人に自分がどう生きて行く
のかを、わざわざ納得してもらう必要は
ない」
と今の自分だったらそう思います。

当時、高校生の僕はなぜか「みんなが納得する
事がいい事だと思っていましたが、どうやら
そうではないと気付きました」。


何よりも自分の人生なのだから自分が
納得していればそれで十分なんだと思います。

みなさんが考え出した色々なアイディアが、
「周りの人達が納得しなかったからと、その
まま埋もれてしまうことは勿体ないと思う」。

そんな風に今思っています。

読んで頂きありがとうございます!🙇‍♂️

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