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「学校」と「社会」のギャップ

今回は「学校」と「社会」の評価のギャップがテーマです。

みなさんは、学校で良しとされていたことが社会では通用しないと感じたことはありませんか?

例えば、
・規律を守ることが絶対に正しい
・どれか一つでも0点(できない)だと、すべてが
とみなされてしまう。
・誰とでも仲良くするべきだ

など

学校では「優等生」だとされてきた人が、社会に適応できず思うようなキャリアを歩めていないケース、苦戦してしまうケースもよく耳にします。

そこには、「学校」と「社会」との評価基準があると思うのです。


学校と社会の評価基準は違う

〇学校の場合
分かりやすい例で例えると、テスト。

定期的にある中間テストや期末テスト(いつも恐怖でした。。。)では、複数の科目(ここでは5科目としましょう)がそれぞれ100点満点で評価されます。

5科目中1つだけ100点満点だったとしても、でもそれ以外が50点だったり30点(いわゆる赤点)だと、総合的に評価されないのが学校です。

つまり、「良い評価(成績)=総合点」

だからこそ、評価されるべきは「いかに総合的に良い点数をとるか」になります。

そして、どんなに得意でも100点満点。
見方を変えると、どんなに天才だとしても100点以上は絶対にとれない限界になり、それ以上はどうあがいても評価の対象にはなりえません。

1つだけずば抜けていてもダメなんです。
全部良くなきゃダメ、何です。

「良いところをより良く」ではなく、「悪いところを改善する」するという考え方があたりまえとして思考に刻み込まれていきます。

〇社会の場合
社会に出ると学校とは逆に、「強みや個性が大事」と言われはじめます。(特に最近はその傾向が高まり続けています)

あれ?
学校と言っていることが違うじゃん!
と、言葉に出さなくとも無意識的に感じる人は多いと思います。

そうです。
学校では全体的に良しとされてきた「総合点」が、社会に出ると評価されないことが往々にしてあります。

もちろん総合的な能力を身につけるにこしたことはないと思いますが、完璧な人間はいません。それは周知の事実。

さらに、総合的に評価が高くても、他の人より抜きん出た強みや特技がないと当たり障りのない人材と評価され、並みの評価にとどまってしまう場合もあります。

語弊を恐れずいうならば、
当たり障りのない想像のつくような仕事で結果を出すのは「あたりまえ
」であり、この激動の時代に求められるのは「想像を超える」革新的な仕事です。

そのためには、
「平均的に高い水準の人間」よりも、「何か1つでもずば抜けた能力を持つ人間」の方が社会では魅力的に映り、評価されやすいという面があります。


それぞれに良さがある

ここで言いたいのは、どちらが正しくでどちらがダメということではありません。

学校と社会で求められるものには違いがあると認識することです。
つまり、「認識する広い視野を持ってものごとを捉えること」こそが大切だということです。

生きていると様々な出来事が起こります。
いつ、どこで、だれに、どのような能力が役立つかなんて想像もつかない。

これまで学校で学んだけど特に役に立たないと思っていた知識や経験が、あるとき急に役立ったり、実は今の仕事の活かされていたということはあります。(経験上みなさんもあるのではないでしょうか?)

だからこそ、学校で学ぶことはとてもありがたいことであり、卒業後の社会で生きていく為の土台を間違いなく育んでくれることだと思います。

人間誰しも急に成功することなんてありません。
(天才ならあるかもですが、みんな凡人であるということを前提にここでは話します。)

土台や基礎があるからこそ、それを基準に高めていけます。

もう一方で大切なことは、人間の能力に「満点」なんて存在しないということです。

学校では「100点満点」と上限が決められていますが、それは誰かが決めた基準でしかないんです。

これが社会に出ると「100点満点」ではなく、「1,000点」「10,000点」・・・と際限なく評価されることもあります。

天才と呼ばれていた人たちは往々にして、どれか一つの能力だけずば抜けていた人達ばかりです。
(例えば、アインシュタイン。劣等生だったそうですが、科学が大好きでそれだけ成績が良く、その後も好きなことをとことんやり続けた結果がご存じの通りになります。)

このようにそれぞれに良さがあり意味があります。
どちらもとっても大切です。


一番伝えたいこと

ここまで「学校」と「社会」の違い等について話してきましたが、最後に一番伝えたいことを話します。

それは、「自分の才能(個性)を知ること」です。

単純なようで、実はわかっていない人がとても多いのが現状です。
それがとても「もったいない」と思うのです。

自分の才能が分からないと、才能の活かしどころが分からずじまいになってしまい、路頭に迷ってしまう結果になってしまいます。

自分はもちろん周囲にも分かってもらっておくことで伸びしろを最大限に伸ばしていくことが出来るようになります。あなたや大切な人の才能を知るからこそ、活かし合えることも可能になります。
これが実現すると、誰もとりこぼされることのない社会になると思うのです。

学校生活において、自分の才能を知った上学べば、将来のありたい姿を想像し、より意欲と意味を持って頑張れるきっかけにもなります。

社会において、自分の才能を知った上であれば、自分の得意な分野で力を思う存分発揮することに繋がります。

共通して言えるのは、自分の才能を活かせている時は充実感が高いということ。それだけ、自分の才能を活かせている時は幸せを感じれているということでもあります。


ぜひ、これを読んだ方はご自身や周りの大切な誰かにこのことを気づかせてあげてください!

心配であれば、私から伝えることも可能ですのでコメントやフォームからの相談もお待ちしています😊

お読みいただき、ありがとうございました!

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