私を狂わせるくらいにあなたの唇が紅（あか）くて

禁断の果実を無理矢理、口に入れられたみたい

禁断症状が出る

あなたを欲（ほっ）する

手が震える、あなたに触れようとすると

help me help me help me（こんな私を助けて）

私の白い世界に一滴の紅（あか）

それがあなた

紅（あか）い波紋（はもん）が広がっていって

私の世界を紅（あか）くする

あなたの唇が動く

声が振動する

私の唇が体が心が震える

ここまで来て

そんな眼であなたが見つめてる

あなたの眼に写る私の残像が揺らめく

流れる雫に一片（いっぺん）の曇（くもり）も無い

純粋無垢たる所以（ゆえん）に言葉が出ない

あなたはmy god（私の神様）

あなたのその胸の膨らみに胸が高鳴る

この手であなたに触れていいの

この手であなたを穢（けが）していいの

まるでchild（幼子おさなご）のように笑う

Oh my gosh（なんてこと）

こんなにも畏怖（いふ）も快楽もくれる

唯一無二の存在

これ以上の存在なんて居（い）ないわ

あなたは足先から髪の毛まですべてが奇麗（きれい）

Oh my gosh（なんてこと）

こんなにも強く感情を揺さぶられるなんて

好きじゃ足りない、愛してるじゃ軽過ぎる

あなたは私の理想の美を併（あわ）せ持った女神

私の体を炎で燃やし尽くすくらいに体が熱い

大きな罪を犯して、失楽園に追いやられたイヴともうひとりのイヴの心情は何処（どこ）

あなたに欲望

声が震える、あなたを眼の前にすると

help me help me help me（こんな私を助けて）

私の空白の世界に色をくれた

それがあなた

色が流動的に広がっていく

私の世界があなた色になる

あなたの涙が無色透明で

何人（なんにん）もの私が

あなたを抱き締めて昂（たか）ぶる

ここで終わり

あなたから離れたら、この手を離したら

私の胸が高鳴る、この動悸はあなたへ

向かっている感情の痛み

私は全身全霊を捧げる供物（くもつ）にする

あなたはmy god（私の神様）

あなたのその染まる頬の紅（あか）さに昂（たか）ぶる

その体を私のものにしていいの

その心を私が奪い穢（けが）すこと

赦（ゆる）してくれる？

まるでchild（幼子おさなご）のように笑う

Oh my gosh（なんてこと）

こんなにも生と死（タナトスとエロス）を意識させる

唯一無二の存在

これ以上、私を揺さぶる人は居（い）ない

あなたは体も心も魂もすべてが崇高（すうこう）で奇麗（きれい）

Oh my gosh（なんてこと）

こんなにも私を弱くするのはあなただけ

好きじゃ物足りない、愛してるじゃ軽薄（けいはく）

あなたは私の頭を撃ち抜いて狂わせた女神

これ以上踏み込んだら、もう元には戻れない

それは解（わか）ってる

なのに何故（なぜ）だろう

あなたの美しい手を取ってしまいたくなってしまうのは

あなたの涙があんなにも奇麗で他の誰にも見せたくない

独占欲が私全部、支配する

棘（とげ）のように鋭く

触れて刺されば毒に侵（おか）される

あなたと云（い）う猛毒に

あなたは私に魅せてくれた新たな世界

花が咲き乱れ、蝶が舞う

底無し沼のような楽園

沼に落ちてしまえば

一思（ひとおも）いに楽にられるのに

戸惑ってしまう自分がまだいて、苦しんでる

けどあなたが魅せてくれる世界は

私を魅了する宝石のよう

私を奈落の底へと惹かれさせる悪魔のような天使

Oh my gosh（なんてこと）

それでもその手に触れたい

Oh my gosh（なんてこと）

それでもあなたに触れたい