fire【歌詞】

雷鳴轟(とどろ)け

身も心も跪(ひざまつ)かせるくらいに

金属音が耳を引き裂き

籠(こ)もる熱気が狂喜乱舞に変われ

心の闇に薪を焚(く)べろ

心閉ざして、燻(くす)ぶってる自分の弱さの要塞で

自分の殻ごと燃やせ、尽くせ、燃やし続け

自分の正解が不正解だとしても

自分を生きろ、何度空(から)振っても受け入れろ

その炎は自分にしか操れない火種(ひだね)


気付いたら、独りで疾走(はし)ってた 

この眼に焼き付けた、そこから見えてた情景

何の疑問も否定も感じてなかった

何なら自分自身を信じれないことを知らなかった

嗚呼、躊躇(ためら)い、躊躇(ちゅうちょ)

この道、廃退的(はいたいてき)

嗚呼、間違ってんだ

何ならいっそ、燃やしちまえ

今までのすべてを燃やし尽くせ

跡形も残らないくらいに

自分を自分の烈火のナイフで燃やし尽くせ

全肯定を真っ向から全否定


この赤黒い孤独の道に在(あ)る椅子に座っていいのは自分だけ

自分を支配してるもの破壊

殴れ焦燥、傷だらけでも自分を生きろ

幾つもの偽りの自分たちを燃やせ

他の手の上で踊らされてること

この上なく不愉快

もっと強くなれる、この道に立つために

自分を鋭く磨け、嗚呼


怒号轟(とどろ)け

身も心も跪(ひざまつ)かせるくらいに

自分の壊れる音が鳴り響く

闇側で燻(くすぶ)るなら着火して有頂天外

心の闇に薪を焚(く)べろ

傷だらけ、混沌から逃げ切れずに居る自分の弱さ

自分を曝(さら)け出せるくらいに、燃やし尽くせ

自分がつくった檻を壊せ破壊せよ

自分を生きろ、何度虚無(きょむ)に打ちのめされても

その炎は自分にしか辿れない火花


気付いたら、敷かれたレールを疾走(はし)ってた

孤独なロード、そこから見える非情な光景

その時の僕は何も感じてなかった

何なら自分自身が空っぽってことに気付いてなかった

嗚呼、躊躇(ためら)い、躊躇(ちゅうちょ)

それすら忘れてた

この先、破滅的

嗚呼、間違ってんだ

僕は立ち尽くして、呆(ほう)けてた

今までの自分は何だったのか

なら

跡形も残らないくらいに

自分を自分の烈火のナイフで燃やし尽くせ

全自分を真っ向から全否定


このどす黒い漆黒の闇に在(あ)る側で跪(ひざまづ)いて祈っていたのは僕

この足枷(あしかせ)外して首輪外すすべて

僕側の闇の向こうの真っ赤なfirefirefire

破れ不信、心抉(えぐ)られても自分を生きろ

幾つもの本心と嘘と本音と建前

すべてが僕が生きるには不必要

この上なく不愉快

もっと強くなれる、この道に立つために

自分を鋭く磨け、嗚呼

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