love life【歌詞】

いつの日も優しく有りたい

あなたに、君にも、誰にでも

自分にもね


自分の胸に空いた穴にすり抜ける風

痛くも痒くも無い

ただ自分を愛したいのにね

自分を愛したいのにね

抱き締めて、精一杯

抱き締めててあげたいのに何でこんなにも泣きそうなんだろう

月が流れる

自分も愛せずに誰かを愛せるのかな

この日常を好きになれなくて、慣れなくて

どうすれば僕は愛せるのかな

すべての愛したいを


風が酷(ひど)く酷(むご)く当たってきては泣いてしまった

大きく叫ぶ心に差す傘は無くても歩かなきゃいけない?

耳を澄まして、よく聞いて

あなたの中の傷に塗る詩(うた)を

別に逃げてもいいし、無理に歩くこともしなくていい

歩けそうなら、歩きたくなったら、少しずつ歩いても悪くないんだよ


僕らは不器用で半人前で

得手不得手(えてふえて)があって

声に出すと震えて苦しくて涙が吹き出す

それが弱いってことじゃない

心や体も弱いってことでも無いんだよ

人に対してどう向かい合って接するかが弱さの芯さ

けど弱いことが悪いことでも無くて

ただ人は間違えるし、けどそれが正解でもあって

間違いなんて、誰かが決める事でもなくて

まず、静かに自分を許そう


強い風が進みたい足を引き留める枷(かせ)

居(い)たくない泣きたいだめだ

けど

ここに居(い)て

ただ正直に生きたいだけなのに

ただ

宇宙(そら)が奇麗(きれい)だからね

御旨(みむね)に抱き締められて

あなたにも抱き締められたら何でこんなにも泣きそうなんだろう

星が流れる

息して誰かを愛したことが無いのに

この世界を壊したいと呟いて、馴(な)れなくて

どうすれば僕は愛を知れるの

すべての愛したいを


泣き疲れて、気力を失っても涙は枯れやしない

土砂降りの天泣(てんきゅう)、泣いても誰にも聞こえない大声で

雨に打たれて、よく効(き)いて

開いてしまったこの傷に塗る詩(うた)を

苦しい呼吸も涙が止まらないのも愛したい証拠だから

進めそうなら、進みたくなったら、少しずつ自分を引き寄せていいよ


僕らは待ってる時間を暖める

人は醜くも美しくも

在(あ)っても好(よ)い生き物で許すことですべてを

愛そうと泣きたくて、感情を吐き出す

間違ってないといいたいんだ

だからこそ、あなたに言いたい愛してると

悲しむだけが悪いわけじゃない

いつも何時(なんとき)も笑ってることが悪いわけじゃない

感情を表に出す事だけが正しいわけでなくて

まず、静かに自分を許そう


このあなたと取った手を繫ぐのも

あなたとの取った手を離しても

誰も責めたりしないから

誰かを傷付けたり、自分を酷く叱責(しっせき)したり

抱き寄せたり、背中を叩いたり

矛盾ばかりの日常をやってばっか

この先でも矛盾に疲れてしまう

あなたの頬にこの手で優しく触れてもいいですか?

矛盾ばかりでも許してくれますか


柔(やわ)らな風すら倒れそうになって

泣きそうじゃなくて、泣いてる

空に手を伸ばすけど

何にも届かず、苦しく自分を睨(にら)む

嗚呼、愛したい、もっと自分を愛したい


悲しみの中に愛したいは可能でしょうか

この空は許してくれますか

あなたは許してくれますか


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