everlasting darkness【歌詞】

寝たい夜の常闇(とこやみ)

僕は無視する自分の心の奥底を

ただ無心になりたくて

明かりを消して

夜の暗(くら)がりへ遊びに行くのさ

僕は独り踊りながら

狂ったように舞う

いつか風に攫(さら)われるだろうと期待して


僕は鏡を見つめ、自分を忘れてしまわないように

厳(おごそ)かに見つめ続ける


何故(なぜ)に懐かしみ愛おしむ様にこの世界の色を塗り続ける

僕はこの世界がとても嫌いなのに

紅を引く君は僕にその紅(あか)さをひけらかす

退屈な音に耳を傾(かたむ)けて

僕は生きるのがとても嫌いだと叫ぶのに何故(なにゆえ)に生きたいと鼓動が高鳴るのか


忘れないように生命の音色を聴きに夜の闇世の中へ

この世界は安寧(あんねい)と見せかけて

世は退廃(たいはい)的だ

窓に息を吹きかけて、そこに写る顔は吐息で曇る

泣いている、僕は泣いている

それはとても難しい

生命の音色を聴き続けることが難しい


軋(きし)む夜の寝床(ねどこ)

僕は神すら無視する、心も無視する

ただ衝動に溺れたくて

暗がりの中へと

自分から転がっていくのさ

僕は独り上手く踊れず

彷徨(さまよ)うように踊る

いつか安らぎに堕ちるだろうと期待して


僕は闇一点見つめ、浮かぶ闇をずっと眺めていた

何もそこには無いのに


何故(なぜ)に僕はマリオネットの様にこの世界で息をし続ける

僕はこの世界を壊したいと思うのに

くどくなった君のその言葉は僕と同義語

不完全な言葉に耳を傾(かたむ)けて

僕は僕の中の生命維持装置を外したいと藻掻(もが)くのに、それに抗う自分がいる


闇夜を歩く人の群れに生命の音色が見え隠れする

僕だけがこんなにも堕ちてる

夜は退廃(たいはい)的だ

僕は今何処(どこ)にいる、そこにいるのは僕の蜃気楼(しんきろう)

駅の中、無人駅は閑散としている

僕はとても泣いてた

生命の音色を聴き続けることが困難だ


僕は何故(なぜ)、消えたいのに

生き続けたいと泣くのだろう

心は何故(なぜ)、こんなにも傷付いてるのに

生きなくてはいけないのか

窓の前で佇(たたず)む

体のすべてから涙が吹き出す

窓ガラスから雫が垂(た)れていく

僕は独り踊りながら

何故(なぜ)と問う

生きることに無駄を送ってることに

生きれるのなら、生きたいのなら

羽根が何故(なぜ)無いんだ

生きたいと願うなら何故(なぜ)僕には羽根が無いんだ

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