我が家は夫婦共働きで同じ業種。
（現在妻は育休中）

安定の大組織にいるため
定年まで働けば収入や福利厚生は
完璧に保証されている。

おそらく自分達は70歳が定年だと思う。

夫婦で定年まで働けば
おそらくお金について
何も心配は要らないだろう。

だけど大組織なだけあって
自分らしさとか
個性とかは
重要ではない。
自分をある程度殺して
組織のコマとして貢献することが
最優先となる。

また、働き方改革が
掲げられてはいるものの
時間的拘束や
ハードな業務内容は
まだまだ改善されていない。

きっと改善されるのも10年20年先のことに
なりそう。
（組織が伝統的でえるため）

親の介護や1歳4歳の子育てにより
家庭に注力すべき
今のタイミングでは
この時間拘束や業務内容との
両立が難しいと感じ始めている。

さらに、70歳まで
この仕事を続けるというのは
心の底から仕事を愛していなければ
途中で力尽きると思う。

私は
◯家族のために時間をつかいたい
◯心身ともに定年までこの仕事はもたない
◯無形資産（人、スキル、感性など）を磨きたい
◯好きなことを長く仕事にしたい
などの理由から
転職を考えているところである。

そして、実際に
転職活動を行なった。
希望するホワイト企業からは内定を
いただいた。

年収は150万以上下がるが、
副業が可能だし
ワークライフバランスも良い。

家庭に向ける時間も増える。
また、子育てが落ち着き始めたら
捻出した時間を活用して
副業に力を入れても良い。

そんな風に理想を描いていた。

が、

内定した会社は
スタッフの空きが無く
もし欠員が出たら採用…とのことだった。

ただ、この会社は
やはり離職率が低く
空き枠がいつ巡ってくるか分からない。

現職に留まっているが
管理職は次年度の組織体制を
考え始めている。

年齢的にも、どこかの責任あるポジションに
当てられるのは目に見えている。
責任あるポジションに就けば
もちろん責任を全うしなければいけない。

そのため転職のタイミングは
もっとはかりづらくなるだろう。

そう思っていたら
同業種で違った会社で求人が出ていた。

やはり年収は100万以上下がるものの
ライフワークバランスの良さや
副業がオッケー。

見学に行き、履歴書を渡してきた。
後日、選考会が行われるとのこと。

正直、飛び込むにはとても勇気が要る。

これまでの職場で培ったもの
慣れ親しんだ仲間と環境。

だけど、組織人として責任を抱え
１つの場所で職業人生を終える。

定年後は悠々自適とは言うものの
社会とのつながりから離れ
終わりの近づいた人生を
数える様に過ごす。

こうした一本の線の様な生き方ではなく
奥義型の展開のある人生を
今から楽しんでいきたい。

最初の一歩はリスクや不安が
立ちはだかるが、

それを乗り越えて
ストレスを減らし
副業で好きな仕事を育てていければ
70歳以降も楽しく働いて
人や社会と繋がって
生きていくことができるのではないか。

そこまで願っているので

◯FPにライフプラン表を出してもらい
お金の不安を少し減らした。
◯投資信託の内容を見直した。
◯保険の内容を見直した。
◯お金をかけるべきところとかけないところ
を見直した。
◯副業のプランを立てた。
◯夫婦で何度も話をしお互い大事にしたいことを
出し合った。
◯住宅ローンの借り換え（より安値のネット銀行で）
をした。

考えてみれば、以上のことを
昨年から現在にかけてしてきていた。

私たち夫婦の価値観も
よりガッチリと擦り合わさったし
長期的にかかっていくお金も
スリム化されたと思う。

あとは、思い切って
転職に踏み出す。

たくさんたくさん考えてきた。
最後は勢い。

家族みんなで幸せになっていきたい。