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新刊『働く50代の快眠法則』の企画が立ち上がった舞台裏

フォレスト出版編集部の寺崎です。

◎睡眠が悪化すると「周りの人に避けられる」ようになる
◎睡眠不調の人に対しては、周りの人間が「関わりたくない」と感じるスコアが激増する=「孤独老人」まっしぐら
◎夜間トイレに行く回数が多いほど、死亡率が高い
⇒5年後生存率が約2倍違うという研究結果も!

いきなり驚かせて、ごめんなさい。

じつはこれ、40代後半~50代の人すべてに訪れる「睡眠不調」がもたらす弊害なんです。

50代になると、6割の人が夜に1回以上、2割の人が2回以上トイレに行くようになります(日本排尿機能学会の研究より)。

つまり、寝ている時に排尿で起きてしまう現象です。

「これって、まあ、よくあることだよね」では実は済まされないんです。重大な3つのリスクがあります。

リスク① 慢性的な睡眠不足になる
リスク② 死亡率アップ
リスク③ 転倒リスクの増大

わかりやすい事例として「夜のトイレ問題」を取り上げましたが、50代になると他にもさまざまな原因で睡眠が悪化します。

こうした問題について「どげんかせんとイカン!」と一念発起して書かれた書籍が今週発売されます。

その名も・・・『働く50代の快眠法則』です。

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著者はロングセラー『働くあなたの快眠地図』を書かれたスリープコーチの角谷(すみや)リョウさん。

角谷さんご自身も現在50代ということで、かなりこの年代のニーズに肉薄した内容になったのではないかと思います。

この本の企画は、久々に角谷さんと再会した渋谷のカフェでのこんな会話から生まれました。

寺崎「角谷さん、次回作の企画どうしましょーか?」
角谷「うーん、そうですねぇ・・・」
寺崎「ところで、年代で区切った場合、どの世代の睡眠がいちばんヤバいんですか?」
角谷「20代と50代ですが、50代のほうが深刻です
寺崎「え、深刻って、どゆことですか?」

聞くと、企業の現場でスリープコーチとして社員の方々の睡眠指導をする角谷さんによると、50代の社員の方たちの睡眠悪化が著しく、企業サイドとしてもこの世代の睡眠を改善させて、生産性、パフォーマンスUPを促したいという強い動機があるそうです。

角谷「でも、50代で睡眠が悪化するのはそれなりに理由があって、誰もが避けられない現象なんです
寺崎「なるほど!それって、めちゃくちゃ深刻なニーズじゃないですか!きっと悩んでいる読者もたくさんいるはずだから、次回作はそれでいきましょう!

というわけで、読者対象は「50代の男女」と決まりました。50代は人口構成的にもボリュームゾーンなので、過去にも「50代」をタイトルに冠したベストセラーがたくさんあります。

ちなみに当初は「企業が50代のパフォーマンス向上を求めている」というところに引きずられて、こんな企画案でした。

ただですね、よくよく角谷さんのほうでこの年代をリサーチしていったところ、「快眠を手に入れてバリバリ働いて成果を上げたい」という人はほとんどいなくて、たいていの働く50代の根源的ニーズが「睡眠を改善して元気な60代、70代の人生を手に入れたい」だったのです。

という感じで、少しずつ企画の方向性が軌道修正されて、最終的には「これまでの睡眠指導で実際に効果の高かった具体的メソッドを50代向けに提供する」というシンプルな内容になりました。

精神科医の樺沢紫苑さんにもゲラをご覧いただき、推薦をいただくことができました!

本書で提案する快眠メソッドはシンプルです。

ステップ0 まずは「夜のトイレ問題」を改善
ステップ1 睡眠環境の最適化
ステップ2 睡眠圧を上げる
ステップ3 寝る前に体をリセットする
ステップ4 寝る前に脳をリセットする

ここまで読んで、どんな内容か気になった方もいるかと思いますので、内容コンテンツについては次回投稿(来週土曜日)にてご紹介します!

▼こんな感じで前作と並べて併売できるように、タイトルのレイアウト、デザインの類似性を考慮して作りました。前作は四六判の変形判で左右が正寸サイズより大きかったのですが、天地が揃っているので、営業部的には「大丈夫です。併売できます」とのこと。


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