見出し画像

ホリステック獣医が思う去勢と避妊

去勢をするしない。。今まで私はずっと動物保護センターで働いていたので、去勢、避妊は当然のように思っていましたが、最近では早期避妊、去勢の手術によって犬猫の健康に問題が起きると言われています。
かといって、じゃ避妊や去勢をしないでおくというのも、健康上の問題が問われています。

オスの犬の攻撃的な行動は去勢してないないと言われてきましたが、手術をしたところで、その行動は治るか? といえばほとんどは治らないという研究の結果も出ています。

我が家は保護犬猫が多いのと、これ以上増やしたくないので、去勢と避妊は行いますが、年齢を普段、保護団体が手術をしてる年よりか遅らせてやってます。
雌犬なら一度ヒートが来てから。
雄犬なら最低8ヶ月は待つという具合に。

もし1匹のみ飼われてて、飼い主さんがきっちりとコントロールできるのであれば去勢や避妊の手術は必要がないと私は思っています。

今回の記事はホメオパシーの獣医でもある ドン ハミルトン博士が思う去勢と避妊手術の話を私なりにまとめて書いてみました。

最近の獣医師たちが去勢や避妊手術を受けていない動物やそのような未手術の動物が抱かれている特有の問題にあまり取り組んでない気がします。
ペットの過剰な増加と去勢、避妊手術を受けていない動物との生活の不便さが原因でほとんどのペットは思春期前に手術を受けるようになりました。
動物を繁殖させる人々の大きなコミュニティが存在する一方で、これはペットの共生全体の中でまだ小さい部分です。
私の病院ではあまりブリーダーの方が来られないので私の見方は一般的に少し異なるかもれませんが大きくことなることはないでしょう。

去勢や避妊が必要かどうかの話題はしばし強い意見を引き起こし、感情的な反応を招くこともあります。それを認識した上で、私はもう少し深く話して行きたいと思います。
これからの私が提示する視点は最終的なアドバイスではなく、むしろそれらをあなたとあなたに愛犬のことを考えてもらいたいと思っています。

私たち一人一人が自分たちの世話をする愛犬を巻き込むどんな決断に対してもそれが適切な選択かどうかも考えてもらいたいです。
避妊、去勢は誰のためなのか?
なんでしないといけないのか?
術後はどうなるのか?
愛犬の精神的、感情は術後によってどう変わるのか?

私の意見ですが、私たちの行動が動物たちのためにならないのであれば、それは最善の選択ではありません。
色々と意見はさまざまです。。
決めるのはあなた自身です。

と、ハミルトン博士の意見でした。
ほとんどのホリスティック獣医の意見ですが、去勢、避妊をするのであれば、最初に述べたように、雌犬は一度盛り時期を過ぎてから。
雄犬の場合は8ヶ月を過ぎてからするのがいいとされています。

ただ、保護団体から引き取られた場合は早期の去勢避妊をされているので、後々の健康問題、ホルモン系が出てくる前にホリスティック獣医と相談の上、ハーブや漢方薬、食事改善をしていくといいでしょう。

早期の去勢、避妊を求める獣医師には合わないということも言えます。
もし、ブリーダーから買われる場合は必ず、待ってあげてから手術をしてください。

今この時代、ググればたくさんの情報が出てきます。

去勢、避妊をするのは誰のため?
もしできることであれば、しなくてもいいのでは?

なん度も言いますが、我が家は保護犬猫なので、これ以上増やすことはしたくもないし、野良犬猫を作りたくもないので、去勢避妊はしました。

あと1匹ピレネーの子犬が8ヶ月過ぎれば去勢しに行きます。

避妊しなければ、がんになる説もありますが、ほとん仮説と言える研究の結果も以前、書いた記事に書いてますのでよかったら読んでみてください。

今回の資料参考は Homeopathic care Cats and Dogsの著作であるドクター ドン ハミルトンさんの意見を参考にしました。

今日も読んでくださってありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?