【東京藝術大学】藝大コレクション展2020
【藝大コレクション展2020】東京藝術大学美術館へ、会期終了目前に、滑り込みました。
木々も色づき始め、落ち葉もちらほらと。上野公園も気持ちが良いですね。
無料配布された、素晴らしい小冊子をいただきました。
今回の目玉、個人的に楽しみにしていたのは卒業制作の肖像画たち。会場内は撮影不可だったのですが、壁一面に並ぶ自画像は圧巻でした。
私が1番印象に残ったのはこの方。青木繁でした。サインの横に記された言葉に目がいきます。『かつて東京美術学校に在るの日 青木生』と。この「かつて」という確信か強気さかはわかりませんが、カッコいいですね。
青木繁といえば、今年はじめにアーティゾン美術館でこの作品を見て強い衝撃を受けました。
熊谷守一ははじめて。あの写真で見知った、『仙人』風情の熊谷守一しか知らなかったので、コチラも感動。オトコ前ですよね。
藤田嗣治は記憶では、3度目。クールなキレ者…という印象。
自画像の他にも昔学校の便覧、資料集などで見たことがあるような作品たち。
どれを眺めても、ため息の出る作品ばかりです。充実の展覧会でした。
東京藝術大学美術館情報:https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htmこの記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？