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オリーブオイルを握力だけで絞ってみた

どうも、FR0M SCRATCHのケイスケです。

みなさんオリーブオイルって知ってますか?

も〇みちが天高くから降り注ぐ聖なる液体。そう、あれです。(ちなみにGoogleで「もこ〇ち」と入れたら、検索予測で真っ先に「もこみ〇 オリーブオイル」が出てきました)

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健康にいいと言われたり、さっぱりして色んな料理に馴染むことから普段から使っている方もいるかもしれません。

そんな当たり前のものを0から作っていくのが、私たちFR0M SCRATCHです。

というわけでさっそくオリーブで有名な小豆島までオリーブを採りに行ってきました。



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成人男性8人がかりで集めた総量は1kg強。黒や紫ばかり見えますが、下の方に緑の実もあります。

ちなみにオリーブの油は種からではなく、果実から絞り出します。なんとなく油は種からのイメージがあったので、少しびっくりしました。

オリーブの実の油の含有量は大体10%らしいので、理論値では100gほどの油が採れるはずです。といっても以前小麦を人力で製粉したときには、理論値の1/10程度しかできなかった苦い思い出があるので、すでに半分の50gも採れれば上出来かなと思っています。

やる前から夢をあきらめてしまう。これが大人になるということなのでしょうか。儚い。

しかし、儚くてもがんばるのが大人です。

さあ、気を取り直して搾油を始めていきます。

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まずは黒や紫の熟したオリーブを選別して袋にいれます。

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そして揉みながら潰していきます。

実は熟して柔らかいので、ある程度力を入れるとグジュっと一気につぶれる感じです。とはいってもなかなかの力仕事です。

めげずに続けると、

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3分くらいこんな感じになります。

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続けること約10分。皮と種を残して果肉はペースト状になります。

ここまでやったら搾油タイム!

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大きめのキッチンネットに注ぎます。

そしたら

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上の方からぎゅぎゅぎゅっと絞ります。

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液体だけが下に出てきました!

果実の色があるので、あまりオリーブオイルの色には見えませんが、表面に油が浮いているのが分かります。

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これを握っても水分が出なくなるまで幾度となく繰り返します。色と質感があいまってちょっとグロテスクな現場になりますが、気にせず続けましょう。

ただ種がネットを突き破ってきて、その穴から「ゴホゥッ」と少年漫画の戦闘中よろしく異物が飛び出てきてしまうので、事前に目の粗いざるなどで種を取り除いておくことをおすすめします。

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袋に残った油もちゃんと採って

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最後に念押しでもう一度濾します。

ちなみに絞るのを手伝ってもらった女性の握力が40kgあったことが未だに衝撃です。それって男の僕より強くないか?と思ったのですが、彼女曰くそんなことはないらしいです。きっと僕が今まで使ってきた握力計はもれなく壊れていたんでしょうね。

なにはともあれ握力だけでオリーブの果実を絞り切りました。

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表面に油が浮いてきているのが分かりますね。

遠心分離機がないので、一日放置して油の分離を待ちます。


一日後


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心なしか油の部分が多くなったような、なってないような。そんなにまたなくてもいいかもしれませんね。

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そうしたらお玉で上澄みをすくって、もこみちのように天高くからコーヒーのドリッパー目掛けて落とすと確実に飛び散るので、慎重に入れていきます。

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下にゆっっくりと油が垂れてきます。
これでオリーブオイルの完成!と思いきや


なんか重油みたいなのが一緒に見える。


すくって舐めてみると、果実のあの味がします。
オリーブの実は一見おいしそうです。調理されたものを食べたことをある方もいると思います。

しかしながら、オリーブの実はそのまま食べるととんでもない渋みが口の中に広がり、鳥ですら食べない代物なのです。

これは油と一緒じゃまずい。不味い。
ということで急遽ドリッパーの上から油を救い出す作戦に切り替えました。

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完全に一工程無駄なのはさておき、ちんたらしていると重油に浸食されてしまいます。

重油はいれないように、オリーブオイルはなるべくたくさん採るようにギリギリを攻めていきます。

となりでドバドバと油を使いながら料理をする友人を横目に、一すくいずつ丁寧に瓶に移します。

そして「オリーブオイルなら買った方が早いよ」という友人の心のこもった助言を聞き流しながら、瓶に詰め終えます。

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ついに完成!

計ってる余裕がなかったので、どれくらい採れたかわかりませんが恐らく40g弱は採れたんじゃないでしょうか。

当初の予定からすれば上出来です!

これにてオリーブオイル搾油が完了しました。

もちろんこれがゴールではありません。

このオリーブオイルを使ってカルボナーラをつくるのです!

残る素材は...... 数えるだけ辛くなるので今はやめておきましょう。

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このような感じで、これからもカルボナーラを食べるために素材集めをしていきます。

これからも続きを見てくれる方はフォローを、オリーブオイルなんて買えばいいじゃないというお金持ちの方はサポートを、お願いします!

では、またお会いしましょう~





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