美術館のウェブサイトの在り方 1「東京都美術館」

美術館のウェブサイトの在り方 [調査前] の1つめ。
東京都美術館のウェブサイトについて。
東京都美術館

上野公園内にある都立美術館。今はゴッホ展がやっています。
ゴッホ展の特設サイト

これ改めて見て気づいたけど、大きな展示会って、別会場を巡回していく形式のものが多いから別で特設サイトがあるのか。

全体のキャプチャ。
全体的にはシンプルで分かりやすい構成。

・メニュー・メインビジュアル・開催中の展示会・ニュース、SNS・関連リンク・フッター

美術館周辺の写真背景+ポスター+テキストの妙に凝ったメインビジュアル部分が面白い。

情報過多な感じもするけど、横長のビジュアルに縦長のポスターをはめようとすると、こういった処理が必要なのかも。
版権的にもトリミングしちゃうとまずいビジュアルっていうのはよくあって、そういう時のためにもこういう工夫は面白いなと感じた。

このメインビジュアルの作り方からも感じるけど、美術館や展示会ってグラフィックでの広報物で成り立ってるのをよく感じる。自分の情報収集もフライヤーとか駅に貼ってあるポスターが多いし。

ちなみに上野アーティストプロジェクトについては見に行ったので感想を書いてます。
上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」

ちなみにこのメインビジュアル部分、スマホだとこういう見え方なんだけど↓

並んでいる小さいサムネをタップするとそのページに遷移しちゃうのは微妙。
こんな小さいサムネイルで内容分からないし、素直に左右にスワイプ出来るようにした方が絶対使いやすい。

あとその下の横スクロールのカレンダーもなかなかすごい実装になってて使いずらそう。動かすのは「1週間戻る」とかクリックしないといけないし、休館日で展示会名見えなくなっちゃうのが見づらい……。

ゴッホ展の次の展示がすぐ見れないのも、この展示は興味ないけど次っていつだろー?っていう調べ物ができなくてかなり痛い。

悪いところだけじゃなくて、カレンダーの上に開館時間とか、「パパママデー」とかの定常的に行われているキャンペーン的なものが出てるのは分かりやすいかも。
「パパママデー」っていうのは、展示を見てる間、専門のスタッフが子どもを預かってくれるっていう面白い制度。

託児サービス パパママデー東京都美術館では、上野公園内の文化施設にお越しの方にご利用いただける、託児サービスの日「パパママデー」を設定しております。専門のスタッフがお子様をお預かりいたします。安心してゆっくりと美術鑑賞や博物館めぐりを楽しんでみてはいかがでしょう。都美は、子育て中のパパやママをはじめ、子守り中のグランパ、グランマのお出かけを応援します。http://www.tobikan.jp/guide/nurseryservice.html

横スクロールで時系列を表すコンテンツ自体は悪くないと思うんだけど、トップの役割ってもっとサイトの構造全体を予感させるものじゃないと使いづらいよな、と思う。

↑メニューの中身も結構多い。

そんなわけで導線設計がシンプルすぎて美術館の面白さを伝えきれてないけど、でもメインジュアルの処理の仕方、カレンダーの作り込みはいいところもあった。
ただ、開催中の展示に関しては普通に羅列する方が見やすいと思う。東京都美術館は第1~4まで展示室があるので、こういう並列で見せる工夫が必要なのかもしれないけど。

∴    ∵    ∴

PageSpeed Insightsの結果

まぁこれはデータとして。


過去の展示内容のアーカイブについて

展覧会|東京都美術館・開催中の展覧会・これから開催される展覧会・過去の展覧会(2017年4月~2018年3月)

とあって、こんなかんじに並ぶ↓

ビジュアルをクリックすると展示の詳細画面へ遷移。
2017年4月~2018年3月っていう日付を見ると今年度の展示のみをアーカイブって感じなのかな。

ここでもポスターが使われていて、ウェブ用の素材じゃないのはもったいないなーと思う。かなり手間かかるけど、これでシェアしてもなぁ……と思う。

OGPどうなってんだっけ?と思ってデバッカーで調べたらやっぱポスターだった。

まぁこれでも見えるっちゃ見えるけど、モバイルで見たら厳しそう。

SNSのフォロワーの数

・東京都美術館(@tobikan_jp)さん | Twitter ツイート:2,676 フォロー:6 フォロワー:135,741 ※2017.12.17 時点
・東京都美術館 Tokyo Metropolitan Art Museum - ホーム ・いいね!:15,489 ・フォロー:15,691

Twitterは2,3日に1回以上は更新してて、アーティストトークの案内や、普段見逃しがちな資料室の情報なんかも流してて良いなと思った。ほとんどの投稿に複数枚画像もついてて、コツを抑えてる感もある。

こういうアプリケーションがあることももっと知られてほしいな↓

準備中の様子もある↓

Twitterアカウントのリスト(順次追加していく)

多言語対応の有無

ちなみに英語はまだカレンダーとかあるけど他はビジュアルと基本情報のみ。ここらへんも充実してると良いのだけれど。

コンテンツ絞るなら、開館してるかとアクセスをどーんと出した方がいいと思う。

日本語もヘッダーの電車マークがアクセスへのリンクで、ちょっとわかりづらいと思った。道順が出ているのは分かりやすい。

hoverすると道順が出てくる↓

∴    ∵    ∴

……長い。
次からはもっと簡単に分かるようにしたい。

マークダウンで書けるともっとわかりやすく書けるんだけども。

今回はここまで!
次はどこにしようかな。森美術館とか2121とか人がたくさんいそうなところにしようかな。

(ちょろっと見たけど2121なかなか見づらい…)

つづく。

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ryooooooya

作品鑑賞した記録を残していきます。芸術祭にもしばしば行きます。古典は少し苦手。でもジャンルは絞らずいろいろ見ていきます。

美術館のウェブサイトの在り方

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