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レシピの棚卸

最近、毎日の献立に悩んでレシピを検索する時間が多くなり、料理をするのも楽しくない時期がありました。
そこで、作れるレシピの棚卸をしてみました。よく買ってくるタンパク質の材料をまずあげて、そこから、何が作れるかを書き出してみたのでした。
例えば、牛ひき肉だったら、ハンバーグ、ボロネーゼ、キーマカレー、鶏むね肉だったらチキンカツ、ハーブパン粉焼き、ソテー、漬け込んで焼く、等々。

書き出してみると色々出てくるのに、なんでこうも献立に悩むのかとレシピを眺めながら考えていると、作れるけれど、本当は特に美味しいと思っていないレシピが結構あることに気づきました。毎日作らなきゃいけないので、何となく、「じゃあ、ボロネーゼにするか」みたいな感じで作るのですが、「出来上がりはそんなに美味しいって事もないんだよなあ」と心のどこかで知っていて作っているのでした。それだと、料理をしている間も楽しくないに決まっていますよね。それで、やっぱりイマイチと思っているものは、段々作りたくなくなっている。
要するに、作れるものは色々あっても、その中に「我が家の美味しい定番」と言えるものがあんまりないのでした。

でも、私の場合、ほとんど基本的な料理しか作っていないので、美味しくないっていうのもおかしいよね?と思い、レシピを見直してみると、家族の好みによって味の決め手になっていそうな材料を省略したり、片栗粉をはたかなくていいのに何かと勘違いしてつけていたり、火加減が守られていなかったり、結構いろいろ自己流になっていて、それで美味しくないのかもしれないと分かりました。

また、最初は美味しいと思っていたのが、そうでもなくなってきたというものもありました。季節とかその時の嗜好で、食べたいものが変わってくることもあるかもしれません。一時期よく作っていたのに、飽きてしまったものもあるし、存在を忘れていて、また作ろうと思ったレシピもありました。

レシピを棚卸しながら考えてみると、うちの生活パターンだと、手に入りやすい材料で作る、美味しいメイン料理の定番が15個ぐらいあれば、献立に悩まずにやっていけそうな気がしました。そして時間のある時や気分転換したい時に新しいレシピに挑戦してみたらいいでしょうね。
そして、簡単なものでも「美味しいの作るぞ」と楽しんで料理をしようと思いました。

気持ちを新たにして、まずは基本を押さえて美味しく作れる定番を増やすことを目標に。

また、1年ぐらい経ったら、レシピの棚卸をしてみると面白いかもしれないなと思います。

今日も読んで下さって有難うございました!


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