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ご主人も驚く組み合わせ

久々に・・・お馴染みの中華屋さんの話を。(前回は、6月の『江戸崎かぼちゃ』だったと思いますので4ヶ月振り)

どんなにバタバタしていても、OQT期間中でも、10〜14日に一度は、お馴染みの中華屋さんへ行きます。(通常は週に一度くらいのペース)昨晩も、さくっと早い時間にお邪魔をして、軽く一杯やりつつ、夕食を。

餃子、本日のオススメ、ザーサイ入り肉野菜炒めを単品で。〆は、ご飯か麺か・・・昼食におにぎりを食べたので、麺に決めました。

汁ありのラーメン系か、汁無しの焼きそば系か・・・。私たちが大好きな、”辛味ニンニク麺(塩味)”に引っ張られました。「それにバターを入れたら、どうなるかな?」とYさんと相談しつつ。ただ、バターを入れてしまうと醍醐味の”辛味”が・・・と考え、悩み続けていました。

脳内は・・・

「(塩味にバターは、もちろん合うよね。タンメンバターも最高だし・・・と、いうことは)」

「Yさん!例えばだけど、塩焼きそばに、バターとかは?」
「お〜〜!いいかもね、美味しそう!」

このお店のトッピングメニューは、バターとメンマ。と、いうことなので、裏メニューでもなければ、ご主人に気を使わせることもなく、他のお客さんが居ても変な空気にもならない・・・。

「ご主人、塩焼きそばにバターをトッピングって可能ですか?」
「ん〜、実はうちのバターは冷凍してあるので、乗せるだけだと・・・」
「では、その冷凍してあるバターで炒めてもらうことは可能ですか?」
「(笑)!なるほど!それならできるよ!」

店内に、香ばしく芳醇なバターの香りが・・・。幸い、空いているタイミングだったので、変な空気にもならず。

ご主人が・・・「(笑)全く違う料理になっちゃたね!まるで、カルボナーラかもよ〜」と、満面の笑顔で、塩バター焼きそばを持ってきてくれました。

X-T4 / NOKTON 35mm F1.2

見た目は普通の塩焼きそばですが、バターと中華屋さんの命・・・あのスープで炒められた焼きそばは、確かに別の料理に(笑)。ご主人が言っていた、カルボナーラという解釈は、麺に玉子が使われているからです。

一口食べてみると・・・塩焼きそばというよりは、完全にパスタ!ある喫茶店のパスタメニューで、塩胡椒パスタというのがあるのですが、それに近い味。

「ん〜!美味しいっ〜〜!!」

安易な発想でしたが、これ程美味しいとは驚きました。

「どう?」
「びっくりしました、完全にパスタです(笑)」
「あはは(笑)」
「これに少量でもピーマンを入れたら、さらにパスタですね」
「なるほど〜。ピーマンね。欲を言えば、ベーコンとかマッシュルームとか」
「それは、完璧にパスタになってしまいますね(笑)」

そんなやりとりをしつつ、ペロッと完食。


この手のアイディアと言いますか、料理、調味料の組み合わせ遊びは、ホテルの朝食バイキングでも発揮できます。もちろん、料理担当の私からすれば、造作もないことです。でも、中華屋さんで、塩焼きそばにバター・・・今まで思いつきませんでした。

思いついても、気を使って注文が出来ない”裏メニュー”がありました。

中華屋さんに通い始めた数年前・・・ご主人の親戚関係の方々が食事をしている時に、カウンターの座っていた男性が「〇〇さん、おつまみチャーシューって出来る?」と。

”おつまみチャーシュー”・・・お酒好きな人にはキラーワードだと思います。もしくは・・・”炙りチャーシュー”。恐ろしい言葉です。

普段、あまり肉を食べない私達なのですが、先月?ご主人が・・・なんと、”おつまみチャーシュー”を出してくれました。

「お〜〜〜!これは!」

と2人で興奮しつつ、数年前の出来事を伝えました。あれから数週間・・・どうしても、肉が食べたくなり・・・肉と言いますか、あの”おつまみチャーシュー”が食べたくなり・・・店内から他のお客さんが居なくなった隙に、ご主人に相談をして・・・先週10月23日(月)、遂に完璧な”おつまみチャーシュー”を頂くことが出来ました。

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”完璧な”というのは、チャーシューの他に、ネギとカラシが付いている状態のこと。しかも、ネギが高騰中、こんなにも沢山のネギを使ってくれて・・・。もちろん、お代はきちんと・・・。本当に美味しかったです!!

美味しかった・・・肉・・・で、もう1品思い出したのですが、9月12日には・・・

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「あれ?酢豚は、お初だっけ(笑)」と、ご主人が不敵なえみを浮かべつつ、出してくれました。

ご主人のエンパス(共感力)に関しては、何度も書かせて頂きましたが、相変わらずビンビンです。私やYさんを一瞬でスキャニングして、ちょっと疲れているな〜と感じたら、こんな感じで、肉とニンニクを使った料理を、さらっと出してくれます。本当に、凄い人です。


ご主人、貞子さん。
いつも本当に有難うございます!


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