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レーズン3粒 マインドフルネス

ALOHA
現在、1冊の本を読んでます。
タイトルに”マインドフルネス”と入っています。
先ず、マインドフルネスとはどういう意味でしょうか。

マインドフルネス(mindfulness)
現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程である

Wikipedia

この本の中で、瞑想トレーニングとして、レーズン3粒のストーリーがあります。日頃、食事をするとき、例えば携帯を見たり、同時に何か他のことをしながら食事をしている人は多いと思います。

このレーズンのストーリーは、
先ず、レーズンを眺めます。色、質感、香りなど。
それから1粒を口に入れます。
食感、味、舌の感覚。
ムシャムシャと噛んでごっくんと飲み込んで終わりのところに時間を掛けます。

日頃感じていなかった、外側と内側の食感の違いや、味の変化、喉を通る時の感覚、飲み込んだ後の余韻。など。

同じレーズン3粒を食べるにも、3粒まとめて放り込んで、同時に何かしながら味わうこともせずごっくん。食べたことすら忘れてしまうこともありますよね 笑

このストーリーを読んだ後に、
『白米の味ってどうだったかな?』
と思い、白米を眺めることから初めて、ゆっくりと味わって食してみました。

白米、ってこれといった特徴のある味がある訳ではないのに、食べたくなるし、色々な食材と相性が良いし、日本人の私には幸せな安心感まで与えてくれます。

お米の粒々を眺めていると、
両親は働いて、栄養を考え、毎日子供達に食べさせ、私たちを育ててくれたんだなーという思いまで感じてしまいました。

そして、お米を育ててくれた人から始まり、流通を考えるとどれだけの人が関わっているのでしょうね。

レーズン3粒の食べ方は、
少しの量で、食欲も心もいつもより心身を満足させてくれます。

この小さいことから、買い物の仕方が変わったり、テーブルセッティングが変わったり、心身の変化が起こったり、毎日が変わって行くように思います。

レーズン3粒

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