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4月10日 WA 160km ITT Championship

レース

ATTA(Australian Time Trials Association)という団体が開催しているタイムトライアルレースをレポートします。
有志の団体が開催しており、緩い雰囲気で老若男女が気軽にタイムトライアルを楽しんでいる印象です。
夏のロードシーズンは毎週10キロ~160キロまでのレースが開催されています。
参加は簡単で、前日までにネットで予約し、参加費は1000円程度で当日に受付で計測チップとゼッケンを受け取ります。

お年寄りに混ざって、地元の強豪選手やプロ選手も多数参加しており、全豪選手権のために帰国したチームバイクエクスチェンジのルーク・ダ―ブリッジが400Wを優に超える平均パワーで参戦していたこともありました。
(話がそれますが、会社の私の直属の上司はダ―ブリッジ帰国で仲間たちが集まった超高速ライドを一緒に走っていました)

さて、私は今シーズン、この団体の主催するヒルクライムと平坦基調のタイムトライアルレース40キロ、80キロ、160キロに参加してきました。
今回はシーズンの締めくくり160キロレースのレポートを書きたいと思います。

コースとコンディション

高速道路沿いのサイクリングロード20キロを4往復するコースです。
途中で高架を登ったりくぐったりするため、10mほどの緩い登りや90度のカーブが数か所ありますが、路面は良好でエアロポジションを維持できる時間が長い平坦コースです。
私が済んでいる地域は風速5~10m/sくらいの強風コンディションが多く、当日、レースの前半は進行方向に沿った順風・逆風、後半は強い横風になりました。
気温は前半は10度~後半は25度まで上昇しました。

リザルト

結果は、16人中3位(30代男性年代別3位)でした。

データ

  • 距離:157.9 km

  • タイム:3:51:58(0:58:45 0:58:08 0:57:49 0:57:15)

  • スピード:40.9 km/h

  • ケイデンス:83 rpm

  • パワー:223 W

  • 心拍数:134 bpm

前半は往路が逆風、復路が順風だったので、往路を強く復路を弱くパワーを調整しました。
後半は強い横風になり、煽られないように注意が必要でしたが、気温の上昇と相待って、ラップタイムは上がりました。
追い風方向の短い登りは立ち漕ぎをして疲労分散しました。
登りでパワーを上げ、下りは休み、平均パワーより速度が最速になるように心掛けました。

機材

バイク

  • フレーム:Specializes Shiv TT Disc

  • ホイール:Roval CLX 50

  • タイヤ:Continental GP5000

  • チューブ:Vittoria ラテックス

  • サドル:Shimano Pro Aero Fuel

  • コンポーネント:Shimano R8070

  • チェーンリング:Shimano R7000 53/39

  • クランク:Rotor Vegast 165 mm

  • パワーメーター:Power 2 Max NGeco

ボトルマウント

  • コックピット:Profile Design Aero HC Sysytem

  • フレーム:Elite Crono CX

  • サドル:Shimano Pro Aerofuel Tri/tt Water Bottle Cage Saddle Mount

shiv純正のコックピットに合うボトルマウントが中々見つかりませんでした。
最終的に、古いモデルですがプロファイルデザインのベルクロ固定式のものが良かったです。
高強度になるとストロー補水が厳しくなるので、普通のボトルをマウントした方が良い気がしました。
ボトルのよく見える位置にガーミンをゴムリングで固定したのがファインプレーでした。

ウェア

  • スキンスーツ:Velotech Dynamic Speed Suit (長袖、番号ポケット)

  • ヘルメット:Giro Aerohead

  • シューズカバー:Aerocoach

  • グローブ:Velotoze

補給

  • ボトル1:砂糖30グラム、ブドウ糖30グラム、BCAA10グラム

  • ボトル2:砂糖30グラム、ブドウ糖30グラム、カフェイン200mg

  • ボトル3:水道水

ボトル1とボトル2を3/4で使い切るイメージで、足りなければサドルマウントの水道水を飲む作戦にしました。
完全に作戦通りで、補給・トイレストップ無しで完走できました。

スタート地点までの自走で往復でプラス70キロくらい走りました。合計カロリーは5000キロくらいと予想されますが、ちょうど帰り道で糖分枯渇を感じました。
朝食500、補給ドリンク500、筋グリコーゲン2000、体脂肪2000くらいの内訳かも知れません。

感想

無事に走り切れてよかったです。160キロの部は参加者が少なく、シーズン戦で自己最高の3位に入ることが出来ました。160キロは完走できたら優勝です。
リザルトをよく見ると、60代男性が平均40キロ、60代女性が平均35キロで160キロを走りきっており、シニアのレベルの高さがすごいです。
安全第一で、細く長く、シニアの先輩方を見習って、自転車を楽しんで行きたいと思いました。

(了)



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