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精神病の母を持つ子の涙を見たうつ病の私

私は現在、保健室に別室登校しています。保健室には時々保険の先生に相談をしに生徒がきます。

先日、お母さんが精神的な病気で現在祖母(母方)の家で療養していていることなどがあり、家庭の不和に悩んでいるという相談をしに、私と同い年の子が保健室に来ました。

同じ部屋にいるため、どうしてもその話が聞こえてきます。

私もその話を聞いているとしんどくなってきました。私も軽度とは言えうつ病で、将来もし自分が子供を持って、また精神的にまいってしまえばこの子のお母さんと同じようなことをして子供を泣かせてしまうかもしれないと思うと「ああ、私が子供を持つことは無いようにしよう」と思いました。

子供はどうしても親に頼れないと生きてけなくて、必ず影響を受けます。

けれど、自分が子供を持つべきでは無いと思ったということは、家庭不和である家庭の子は生まれないほうが良かったいうことになるのではないかと思いました。

今、こうやって相談しにきている子も生まれなかった方がよかったのか、将来私の子供として生まれてくる子は絶対に不幸で、産まれるべきではないのか、そんなことは無いなと感じました。決して、虐待や毒親やモラハラを肯定しているわけではありません。

そもそも私が決めるべきではないことだなと思いました。自分が不幸であるか幸福であるか、生きていきたいか死を選ぶかは自分自身が感じることで、他人は関係ないです。

世間や人から見てどれだけ不幸に見えても、本人が幸せだと感じればそれは幸せです。

私は根本的に間違っていました。

自分の思う幸福、不幸を人に押し付けてはならない、それぞれの価値観を大事にすることが重要で、他人はあくまで他人だ、そのことを忘れてはいけないなと思いました。


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