ふぅ

大学3年生。精神保健福祉士志望です。 うつが原因で、高校3年生の半年間、不登校でした。…

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大学3年生。精神保健福祉士志望です。 うつが原因で、高校3年生の半年間、不登校でした。現在も治療は続けています🌸 💬日々思ったことを書くだけの闘病記的な日記📖を週一程度、好きな本📚の感想を書く読書感想文を不定期で書いています。

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    自分が忘れないためにも印象に残った小説の感想を上げていきます。

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うつで、不登校だけど、私は幸せを諦めない。

先日、担任の先生との進路相談のために母と学校に行ってきました。  中学生の頃から図書館司書になることが夢で、文学部志望でした。でも、現在不登校になり、うつになって、その夢は断念することにしました。今でも図書館司書になりたいという気持ちはあります。でも、これは後ろ向きな決断では無くて、新たな夢が出来たからした決断です。  ツイッターなどで自分のように不登校だったり、うつ病などの精神病の人や、そのような人たちに関わっている方、例えば保護者の方たちのような存在を知りました。自

    • 日記 出会った人の数だけの”私”

       私は自分の感情を自覚するのが苦手だ。  だから突然、ストレスや疲れが心身に現れる。で、やっと、なんかあったけ?って考えだす。  振り返ってみると、うわそりゃ疲れもするわと思う。  人にエピソードを話してやっと、怒ったり、悲しんだりしても良かったのかもと思う。  渦中にいると分からない、みんなそんなものだと思うけど。私は人よりストレスは心身にきやすいし、少し摩耗してしまっているところがあると思う。  そして、私はとても受け身だと思う。  明確に場の状態が悪くなる、

      • 日記 独り言と金婚式

        先日、近所のバーで呑んでいると、もうすぐ日が変わるというタイミングで、上品な老夫婦が入ってこられてました。 その老夫婦のおふたりは、バーテンダーさんに、「数分後に結婚50年の記念日になります。」というお話をされていました。 50年もの時間を一人の人と連れ添うということは、私のような21の若造には想像も出来ません。 まず、結婚するイメージも湧きませんし、私の両親は不仲で、1年後の離婚が決まっているので、"結婚生活"そのものへのイメージがあまり良いものでは無いです。 私は

        • すずめの戸締り感想 「死ぬのは怖くないのか?」(ネタバレあり)

          映像美や音楽の素晴らしさは勿論で、最初の12分の演出は、すっごく綺麗で鳥肌がたちました。映像の魅せ方も、楽曲のチョイスタイミング全てが最高。ストーリーの展開も綺麗ですごく楽しめました。 1.全体を通しての感想 震災から10年がたった今あの頃の記憶は少しづつ世の中から薄れつつあります。そして、実際のあの現場にいた人達もそれぞれの場所で暮らしていっています。まだ手付かずの地というものは残しながら。そしてそれを背負いながら、消えることの無い過去として。  この映画で改めて

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          初めて父にぶつけた私の”思い”【うつ、不登校、不仲、離婚、大学生】

           うつ病と診断された日から約二年の月日が流れました。受験までにどうにか外に出て椅子に座れるくらいには回復できたので、現役で大学に受験、そして合格し、現在、学生生活を楽しんでいます。  私の所属する学部は臨床心理学部。所謂カウンセラー・臨床心理士を目指す学生が通う学部だと思っていただいて大丈夫だと思います。(実際は院の卒業が必須なため資格取得する学生は少ないのですが)  私が目指しているのは、精神障害の方への支援を行う福祉職で、臨床心理と福祉の勉強をしています。  そのよ

          初めて父にぶつけた私の”思い”【うつ、不登校、不仲、離婚、大学生】

          私は受け入れて、心配してくれる”家”が欲しかった【うつ、元不登校、大学生】

          4月で、大学2年生になりました。うつになってから、1年半が経ったことになります。 私は、福祉職を目指して、勉強しています。サークルの活動をきっかけに福祉施設の施設長や、大学で同じように精神疾患をもつ友人とも関わりが出来ました。当たり前に自分が受け入れられる場を手にすることが出来ました。 気力が湧かず、もう何も頑張れないのかもしれないと1年半前は思っていましたが、今はサークルの代表になっててんやわんやの日々です。 すごく良かったなと思っています。いい環境を手に入れ

          私は受け入れて、心配してくれる”家”が欲しかった【うつ、元不登校、大学生】

          欲しい言葉だけに耳を傾ける【うつ、元不登校、大学生⠀】

          私は精神的にしんどくなったら、まず休んで、次に信頼している友人などに会いに行って、自分が欲しい言葉貰いに行きます。 うつになってしんどかった時に、連絡がとれたり、会えたりした友達や一番最初に頼りにした母は、「頑張れ」とか「もう学校行けるんじゃない」とかは言わずに、「無理しないでね、連絡辛くなったら未読スルーでも大丈夫だよ」、「外出れそう?食べにいかない?」「大丈夫、ちょっとずつ出来ることからだよ」など私のことを尊重してくれて、いい距離感を保ってくれました。 『見放さ

          欲しい言葉だけに耳を傾ける【うつ、元不登校、大学生⠀】

          元不登校の弟と私の”自分らしい”道 【大学生、通信制高校、不登校、うつ】

          私は県外の大学に進学し、一人暮らしをしています。定期的に実家に帰るのですが、毎回弟には驚かせられます。 だっていい子なんです。 まるで悪い子だったみたいな言い方ですが、そういうことではなくて、穏やかでかわいらしくなったなと思うんです。母に帰えるたび言ってしまいます「いい子だね、そんでおもろい」、母は「そうおもしろい子なのよ」といつも返してきます。 1.弟が不登校になった背景 弟は中学一年生の頃から不登校です。完全にいかなくなったのは中学2,3年以降ぐらいだったと思います

          元不登校の弟と私の”自分らしい”道 【大学生、通信制高校、不登校、うつ】

          人間不信になる【うつ、大学生、元不登校】

           うつになって約一年半が経ちました。現在は単位をとれるくらいには大学に通えていますし、熱中していることもあります。  なので、寛解状態に近いのかもしれません。  けれど、3日寝腐って家から一歩も出ないことはざらにあります。精神状態が悪くなって、ふと泣いてしまったりすることもあります。正直、その本気度は低くなってはいますが死にたいという言葉を一人になると発してしまいます。 そんなことがありつつも、どうにか大学生をやれています。それは、自分の精神状態を把握できるようになって

          人間不信になる【うつ、大学生、元不登校】

          おいてけぼり

          疲れた。ただただ疲れた。 自分の部屋にこもって好きな音楽をかけて、カモミールティーを飲んで好きな本を読んでる時が1番幸せ。 その時間がより至福の時に感じるのは、実生活が充実している時。 サークルの活動頑張った時やテスト終わりや友達と散々遊んだ後のその時間がどんな時よりも満たされていると感じる。 けど、今はその満たされる感覚を感じることが出来ない。 神経がずっと外に向いていて、内側を上手く見ることが出来ない。 誰かありきの自分のことしか考えられない。私が存在しない物

          おいてけぼり

          日記 自分の”内側”

          私は最近、自分はこんな人間だったけと思うことが多いです。それに戸惑って、どうにか過去の自分に戻らなくてはと思ったこともありました。 私が中学三年生になった時、弟は不登校になり、家庭は何年かてんやわんやの状態になって、家庭がうまくいくようにということばかり考えるようになりました。そもそもの気質として、周りの目や平穏を保つことをすごく気にするところがあったと思います。  だから、外ばかりに注目して、外に指標を求めてしまっていたと思います。自分の”内”に目を向けることが出来ずに

          日記 自分の”内側”

          日記 居場所を見つけた半年

          五か月ぶりに実家に帰る。実家で暮らしていた時の自分から考えると今の自分はほとんど奇跡のように感じる。結局高校三年の半年は一度も授業を受けず、午前中に保健室に顔を出すことさえままならなかった。ひどい時期はベッドの上から動けない日が何日も続いていたこともあった。そのころからまだ一年も経っていない。しかし、今私は一人暮らしをしながら大学に通い、交友関係も広がり、いろんな人とたくさん遊んだり、おしゃべりをしたりしている。不思議なものだなと他人事のように思う。  まだ薬は飲み続けてい

          日記 居場所を見つけた半年

          日記 月もない真っ暗な空

           ベランダに水が入ったコップだけを持って、そのまま地べたに座り、夜空を眺めた。月一つ見えない真っ黒な空だった。地元にいたころは都会が少し曇っただけで月さえも見れないなんて思いもしなかった。  今日はうまく睡眠薬が効かなかった。それにも慣れてきたので、適当に空を見上げたり音楽を聴いて過ごす。早く日が出てしまえば楽なのにと思う。でも、今この時間がすごく楽しいと思う自分もいる。私はあまり光や外界の音というのが得意ではないらしい。夜中は自分にとって刺激になるものが何も無く、心地がい

          日記 月もない真っ暗な空

          良いものから一旦離れて”失ってみる”

          私は4月からなんとか大学生になりました。「大学はいった方がいい」という大人がいるけれど、今の時代、大学に行ったからといっていい会社にいけるという訳では無いのにと思っていました。けれど、そう言ってしまいたくなるのはわかるなと感じます。多分きっと人生史上いちばん自由を感じる時期な気がするからです。バイトを何個もかけ持ちして苦学生で、勉強も大変という大学生ももちろん居るけれど、まあそれも含め自分の興味のある学部の勉強、サークル、バイト、趣味を世の中の時間にはあまり囚われず自分の時

          良いものから一旦離れて”失ってみる”

          日記 情緒がジェットコースター

          昨日の夜、いつも通り睡眠導入剤を2錠飲みベッドに入った。しかし、なかなか寝付けない。何をとち狂ったのか「そうだツナマヨのおにぎりを食べよう」と思い、ベッドが出た。 明るい中にいるのはもう刺激が強くて嫌だと感じ、真っ暗な部屋の中でキャンドルだけをつけておにぎりを握った。そして、手元が見えないせいでツナマヨが油っこくて、夜中に吐いてしまった。本当に何がしたかったのかが分からない。 そこからどのように寝たかは覚えていない。気がついたら朝だった。何がしたかったのかよく分から

          日記 情緒がジェットコースター

          日記 久しぶりに安定剤を飲んだ

           夜ご飯の買い出しに、近所の商店街に向かった。緊急事態宣言が出たが、生活に必要なものを近所の人たちが買いに来る通りなため、人通りは以前と変わらない。  以前と変わらないはずなのに、今日は工事の音や雑踏の音がやけに耳障りだ。  夜ご飯の買い出しは終わったが、コーヒを買いたいと思い、輸入食品のお店に立ち寄った。 商品をレジに持っていくと、店員さんに「エコバックはお持ちですか」と聞かれた。普通なら「持っています」か「持っていません」と答えるところなのに、私はなぜか「大丈夫です

          日記 久しぶりに安定剤を飲んだ