ようやく暖かくなってきた3月も後半、花たちが元気に顔を出してくる季節になりました。

今回は、3月～4月に楽しめる花を、育て方のポイントと共にご紹介します。しかし、春の花と一口にいってもたくさんの種類がありますよね。本記事では以下のポイントに絞って選定してみました！

・丈夫で育てやすい

・入手しやすい

・ベランダなど小さなスペースでも育てられる

①パンジー、ビオラ

冬～春の花として、定番のパンジー、ビオラ。スミレ科の1年草です。パンジー、ビオラの魅力は、半年近くもの長い間花を咲かせること！そして、花数が多くて見ていて楽しい気分になれます♪

1枚目の画像は、ジャンプアップ（花弁の上下で異なるカラー）の、どこにでもある普通のビオラです。2枚目の画像は、フリル咲きのパンジー。このように、いろいろなカラー・花姿があるのもパンジー、ビオラのいいところだと思っています。

パンジー、ビオラ花壇でも鉢植えでもOKです。寄せ植え鉢にもぴったり。丈夫でどのような場所でも育てることができますが、花をたくさん咲かせるためには肥料をこまめに施したほうがよいです！枯れた花は摘んであげます。

ホームセンターや園芸店、はたまたスーパーマーケットや青果店など、秋～春にかけて本当にどこでも売っているお花です(笑)価格もお安め。

開花期：11月～6月

草丈：10㎝～30㎝

栽培難易度：★☆☆☆☆

入手難易度：★☆☆☆☆

価格：★☆☆☆☆（ブランド品種などは除く）

②プリムラ

サクラソウ科の1年草、プリムラです。さまざまな品種があるのですが、画像はプリムラ・ジュリアンという品種。

プリムラもパンジー、ビオラと同じく花色が豊富で花壇をカラフルに彩ってくれます！冬～春まで長く花が楽しめます。株にもよると思うのですが、霜に当たっても割と平気で、耐寒性もありますよ。

丈夫ですが、乾燥と暑さには少し弱いです。鉢植えの場合は、水が切れないように注意してあげましょう。

プリムラも入手しやすいお花です。園芸店には秋～春の間は、ほぼ必ず置いています。

開花期：12月～5月

草丈：10㎝～30㎝

栽培難易度：★☆☆☆☆

入手難易度：★☆☆☆☆

価格：★☆☆☆☆（ブランド品種などは除く）

③スイセン

球根植物のスイセンです。一度球根を植えると、毎年3月～4月くらいに良い香りのする花を咲かせます。球根を植える適期は9月～10月です。

1枚目の画像は「フサザキスイセン」、2枚目は「ラッパスイセン」です。

スイセンは非常に丈夫で育てやすく、放っておいてもきれいな花を咲かせるので、空き地などにポツンと咲いている姿もよく見かけます(笑)本当なら、花を咲かせたあとお礼肥を与えたほうがよいのですが…

球根初心者にもおすすめの春のお花です！苗も売られていますよ。

開花期：12月～4月

草丈：30㎝～40㎝

栽培難易度：★☆☆☆☆

入手難易度：★☆☆☆☆

価格：★★☆☆☆（ブランド品種などは除く）

④スイートアリッサム

直径2～3㎜の小さな花がかたまってブワーっと咲く姿がかわいらしい、スイートアリッサムです。茎はカーペット状に広がっていくので、グラウンドカバーや、寄せ植えで背の高い植物の足元に植え付けるのがとってもおすすめですよ。

写真のような薄ピンクのほか、白・紫・ピンクのスイートアリッサムがあります。基本的には丈夫で強い花なのですが、暑さには弱いです。本来は夏ごろまで元気な花なのですが、最近の猛暑でけっこう早めに枯れてしまうこともありました…。

単体で楽しむのもよいですが、個人的には背の高いお花と組み合わせると映えるお花だなと思っています。

スイートアリッサムもどこでも入手しやすく、価格が安いです。一株90円くらいで売られているものもよく見ます。

開花期：10月～6月

草丈：10㎝～25㎝

栽培難易度：★☆☆☆☆

入手難易度：★☆☆☆☆

価格：★☆☆☆☆（ブランド品種などは除く）

⑤オステオスペルマム

キク科の多年草、オステオスペルマムというお花。白・ピンク・黄色・オレンジなど、花色が多彩なんです！しっかりと肥料を与えると、大量の花を咲かせるのですごく華やかですよ。

オステオスペルマムの特徴は、春に花が咲き終わった後、株を切り戻すことで、秋にもまた花が咲くこと。二度おいしいお花です(笑)

花は、太陽に反応して開くので、夜や天気の悪い日などは花弁が閉じてしまいます。枯れた花はこまめに取り除いてください。

3月ごろから苗が出回るので、ホームセンターなどでゲットしましょう！

開花期：2月～5月、9月～11月

草丈：20㎝～80㎝

栽培難易度：★★☆☆☆

入手難易度：★☆☆☆☆

価格：★★☆☆☆（ブランド品種などは除く）

春の花のなかでも特に育てやすく、手に入れやすいものをご紹介しました！今回ご紹介したお花を寄せ植えにしても、楽しいと思います。ぜひ、お花に彩られた春を迎えてくださいね。