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マーケティングってどんなものですか?誰のために何のためにやるのでしょう?[事業編 #28]

販売とマーケティングは逆である。同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。もちろんなんらかの販売は必要である。だがマーケティングの理想は、販売を不要にすることである。

マネジメント(エッセンシャル版)』 Part1 マネジメントの使命
第1章 企業の成果 p17より


販売を不要にするためにマーケティングを行う。

マーケティングの書籍を読んだり、お話を聞いたりした後に、この引用部分を読むと、今入手した情報は、本当のマーケティングのお話だったのかな、と振り返ることが多いように思います。

本当の顧客のニーズを組むために、マーケティングは活用されているのでしょうか。
仮定のペルソナは、本当に創造しいたモノ・サービスを欲しがるものなのでしょうか。

モノ・サービスを提供する、という立場に立つ機会から逃げていたところもあり、ピンと来ていない部分が大いにあります(;^_^A

「chapter3 マーケティングを問い直す」は、みなさんにお伝えするためにも、わたし自身の中で再構築しながらのお届けになります。
うまくいきますように!!


販売寄りのお話かも? と思いながら、空気感に背中を押されることがあるよなぁ、ということで『話し方より大切な「場の空気」の説得術』 (松下周平 著 KADOKAWA)のご紹介です。

実演販売をされているレジェンド松下さんの著作です。

今ではかなり認知度が高い松下さんですが、もちろん販売士を始めた当初から人気者だったわけではありません。
先輩の行動から学びながら、お客さんとの対話の中で導き出された方法論もあります。
商品知識を膨大に持っていれば売れる、ということではありませんよね。
情報だけは大量にオンライン上に漂っています。
そこから本当に自分の欲しい情報・商品を見つけるのは手間も時間もかかります。
そんな状況で、直接対面する中でお客さんとどう向き合うかを、経験から蓄積された松下さんのお話は、対面できない今だからこそより重要になるのかな、と感じています。
販売されている、という圧迫感ではなく、顧客の「買いたい」を導き出すからこそ、レジェンドなのではないでしょうか(*'ω'*)


わたしが欲しいものは何でしょう。
わたしの性別・年代・家族構成・働き方をしている周囲の人と比べてみると、どうも一般的な人物像と違うらしいと感じることが多くあります。
言い換えると、「あるべき像」から外れているんですよね。
わたしが買ってしまう状態、という、マーケティングが成功している状況というのはニッチ過ぎるんじゃないか!? と勝手に感じています。

販売が不要になるマーケティングが適切に行われれば、実際はどんな結果が生じるのか、読み進めながら確認していきたいと思います。

顧客と真摯に向き合うために必須のマーケティング。
今の時代だからこそのマーケティング、この先のマーケティングは、これまで進められてきたマーケティングと同じなのでしょうか。

人の活動は変化しています。
変化が大きくゆり戻される可能性もありますが、変化が維持される部分もあるでしょう。
強制的な変化、大きな変化だからこそ、時代の変化を数字で見ることと感じることを一緒に進めていくことで、より適切なマーケティングを目指していきましょう!!

マーケティングにどのようなイメージを持っていますか?
どんなマーケティングを進めていますか?
マーケティングを進めることで、販売は不要になりましたか?
これからどのようにマーケティングを進めていきますか?


実践するドラッカー【事業編】』 
PART1 理論編 chapter3 マーケティングを問い直す p66 #28


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実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【事業編】は、時間軸を意識し、自らを変革させていく姿勢と方法を習得するため、自らの事業を明確に定義するための補助線として書かれています。


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