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大宮アイドールの白川ももちゃんに卒業してほしくない日記

 大宮アイドールのキャプテンの白川しらかわももちゃんが、9月3日の7thワンマンライブで卒業することが決定しました。僕は酩酊めいていした状態でツイッターをしているときにその情報を知り、ひどく取り乱しました。「ももちゃんのいない大宮アイドールなんて、アイドールじゃない! ももちゃんが卒業したらアイドール応援するのやめます!」とまで発言してしまいました。すみませんでした。応援するのやめません。

 後日、ももちゃんがアイドールの店舗に出勤したとき、ももちゃんに「やめないで!」と直訴じきそしたところ、ももちゃんは自らの卒業についてとても真摯しんしに説明してくれました。僕は「なんて素晴らしいアイドルなんだ…!」と思って、もう何も言えなくなりました。下の画像は、その時ももちゃんに落書きしてもらったオムライスと鶏のから揚げです。大宮アイドールは店舗拠点型アイドルなので、カフェで会うこともできます。

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 僕は店舗のライブでおおむね満足しているので、外部のライブに足を運ぶことは滅多にないけれど、例外的に赤羽までは行きます。最寄りの大宮駅から近いので。赤羽はほぼ大宮だと個人的には思っています。そしてある日、3月9日に赤羽ReNYで対バンライブがあることを知りました。確定申告がまだ終わってないにもかかわらず、僕は大宮アイドールを観に行くことに決めました。下の画像は、大宮アイドールの公式ツイッターから引用したものです。左から2番目の丸顔の女の子が白川ももちゃんです。かわいい! 好き!

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 3月9日の夕方ごろ、大宮駅前に新しくできた来来軒に行って、僕の大好きなマーボーラーメン(大盛り)を食べました。とても美味しかったです。ぜひSUSURUさんにも食べてみてほしいなと思いました。SUSURUさんは、動画を検索してみた限り、日高屋系列のお店のレポートをしたことがないので、もしかしたらあまり好きな味ではないのかもしれません。僕は舌が安っぽく出来ているため、日高屋系列のラーメンを「ちょめめーい!」と心の中で叫びながら食べています。

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 マーボーラーメンを食べてお腹いっぱいになった僕は、大宮駅から京浜東北線で赤羽駅に向かいます。なぜ埼京線に乗らなかったかというと、京浜東北線のほうが空いているからです。ゆっくりと赤羽に到着して、北改札を通り、東口から外に出ます。まだ大宮アイドールの出番までには時間があったから、どこかの居酒屋で一人飲みでもしようかなと思いました。しかしながら一人で知らない居酒屋に入る勇気が出てこず、30分くらいウロウロした挙句、コンビニでハイボールを購入しました。そして駅前の東口広場に座ってハイボールをちびちび飲みました。

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 ハイボールを飲み干してスマホを見ると、時刻は18時30分くらいでした。大宮アイドールの出番は20時40分であり、まだ2時間くらいあったけれど、一人で居酒屋に入る勇気もないし暇すぎたので、早めに赤羽ReNYに行くことにしました。対バンだから、いちおうすでに開場はしています。

 赤羽ReNYの入っているビルにはセガのゲーセンがありましたが、バーチャファイターは置いてありませんでした。バーチャファイターのないセガのゲーセンなんて、イチゴのないショートケーキみたいなものだと思いました。ちなみにこないだバーチャの全国対戦をやっていたら、相手プレイヤーに「この雑魚が! お金を使ってくれてありがとう」とあおられました。

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 僕は地下2階に降りていって、大宮アイドール目当てという形で入場しました。ホールに足を踏み入れると、僕の知らないアイドルがステージの上で踊っています。フロアには客がまばらにしかいないし、拍手もぱらぱらとしか起こらないのに、一生懸命に歌って踊っているアイドルたちを見ていたら、切ない気持ちになりました。彼女たちの努力が、いつか報われたらいいなと思いました。僕もYouTuberになったはいいものの、登録者数がなかなか増えないので、彼女たちのことを他人事ひとごととは思えませんでした。

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 知らないアイドルが15分刻みで出てきました。その中の一つのグループが、声を出せないオタクたちの代わりに「タイガー! ファイヤー!」のやつを叫んでいました。ずいぶん久しぶりにその掛け声を聞いたような気がして、懐かしかったし嬉しかったです。「俺が生まれてきた理由! それは○○ちゃんに出会うため!」と叫ぶ“ガチ恋口上”も唱えてくれて、とても有難かったです。僕は、オタクが命を燃やすようにして色んなことを叫ぶ姿をニヤニヤしながら眺めるのが好きなので、コロナが収まって、またオタクたちが叫べるようになればいいなと心から思っています。ちなみに僕自身は叫ばないし、未だに「タイガー! ファイヤー!」のやつの順番を覚えられていません。あんなのよく覚えられるよなと思います。オタクは真面目ですね。

 ステージに出てきたのは知らないアイドルばかりだったけれど、意外にも楽しく時間を過ごし、20時40分になってお目当ての大宮アイドールが登場しました。7年も続いているだけあって大宮アイドールはとても人気があり、たくさんのオタクが集まっていました。端っこで後方彼氏面かれしづらを決め込んでいた僕もフロアの真ん中らへんに移動して、主に白川ももちゃんを見つめます。しかし会場は狭く、ももちゃんと目が合い過ぎるので、逆に他のメンバーを見てしまうこともしばしばでした。

 “ひとみぃ”こと桜井ひとみちゃんは、終始ニヤニヤしていて可愛かったです。ニヤニヤという形容がまさにぴったりの笑顔です。“綾ちゃん”こと渡辺綾ちゃんは、30歳を超えるベテランだけあって、パフォーマンスにとても安定感がありました。綾ちゃんはあの歳でまだアイドルをやるんだから、ももちゃんもまだやれると思います。やめないでほしいです(しつこい)。“りなりー”こと今野梨奈こんのりなちゃんはよりいっそう色っぽくなっており、一緒に酒を飲みに行きたいです。一時期りなりーは教育系YouTuberをやっていたけど、晩酌系YouTuberになった方が人気出そうです。“姫ちゃん”こと姫宮花凛ひめみやかりんちゃんはその名の通り凛としていました。姉妹ユニットのアイドールBRAVEに所属していたころは、もっと可愛らしい感じだったけど、今は凛としてカッコいいです。

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 この日のイベントのトリを務めた大宮アイドールのライブは、大盛り上がりのうちに終わり、特典会が始まりました。僕は推しメンの白川ももちゃんのチェキチケットを税込1000円で購入しました。3月9日のサンキューの日ということで、感謝のポーズでチェキを撮りました。でも「やめないでーっ」と書いてあると、まるでお願いしているみたいですね。

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 ももちゃんはチェキに落書きをしながら言いました。「こないだふちりんが『やめないで!』って言ってくれたの、嬉しかったの。ライブをやっているとき、このまま時間が止まればいいのに、って思った。ふちりんの『やめないで!』が効いてきているみたい」と。僕は「ここでまた『やめないで!』と言ったら面白いのでは?」と思って「やめないで!」とボソボソ言いました。ももちゃんは可愛らしく苦笑いしていました。

 このように、僕の「やめないで!」という切なる請願せいがんは、ももちゃんの心に確かに効いてきているみたいです。なので僕はこれからも、「やめないで!」という直訴を続けていこうと思います。もしかしたら、9月3日の卒業ライブで白川ももちゃんが「ももちゃん、大宮アイドールやめへんで! やめへんでぇ~!」と言ってくれるかもしれないから。

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