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焙煎後1日の豆で淹れたコーヒーを飲んで、万物に共通する原理原則を学んだ

昨晩、念願の自家焙煎(といってもフライパンで)デビューを果たし、ローストしたてホヤホヤのコーヒー豆が手に入りました。
「ロースト後は数日~2週間ほど寝かせるべき」とのアドバイスを色んな方からいただいたので、逆に焙煎直後の豆ってどんな味なのかが気になり、珈琲屋さんで買った焙煎豆と飲み比べてみることにしました。

「プロが焙煎し、かつ、寝かし時間も適切な豆」と「素人がフライパンで焙煎し、かつ、全然寝かしていない豆」。

あまりにも後者が不利すぎるので比較実験として成立していない気もするのですが、結果としては、やはり素直に寝かしておくのが正解だということがわかりました。
焙煎直後の豆で淹れたコーヒーを飲んだ体験がいったいどんなものだったのかを、一応の記録として残しておきたいと思います。


使った豆・水・ドリッパー・フィルター・

▼豆
A:珈琲屋さんにて、200g1,800円で買ったブラジル(プロが焙煎、寝かし日数2週間)
B:Amazonにて、600g2,000円で買ったブラジル(素人が焙煎、寝かし日数1日)

▼水
近所のコインランドリー前で汲んだ地下水(京都には、地下水を汲める蛇口がちょこちょこ存在しています)

▼ドリッパー
ORIGAMI(念願叶って昨日入手したばかりのもの)

▼フィルター
HARIO V60(念願叶って昨日入手したばかりのもの)

「焙煎2週間のプロ豆」と「焙煎翌日の素人豆」、味の違い

A:苦さのなかにも甘さがあり、鼻から息を吐くのが幸せになる香り
B:無。強いていうなら、心なしか苦味のある熱湯

焙煎直後の豆は、びっくりするほど味がしませんでした。
普段飲んでいるコーヒーの美味しさをあらためて認識できたため、当て馬としては非常に優秀だと言えるかもしれません。
この子を1週間ほど寝かせたらどれほど成長してくれるのか、静かに見守りたいと思います。

自分でやってみてわかる「セオリーの重要性」と「プロの凄さ」

今回、焙煎後1日の豆で淹れたコーヒーを飲むことで、「やっぱ諸先輩方が言っているセオリーってガチなんやな」という当たり前の事実を、肌身をもって実感することができました。
先を行く人たちの集合知は、やはりスゴい。

そして、プロが焙煎した豆の美味しさも、しみじみと実感できました。
これまで何となく「うん、美味しい」くらいのノリで飲んでいたコーヒーに、普段意識していなかったような豊かな香りや複雑な味わいを感じ取ることができたのです。
プロってやっぱすげぇや、という当たり前の感慨を得られたのも、今回の体験があってこそだと思います。

セオリーの重要性と、プロの凄さ。
これってけっこう、何事にも当てはまるなぁと感じながら、無味無臭の自家焙煎コーヒーを飲み干しました。

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