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忘れていたスクワット

 私の家の階段は 傾斜が急で一段の差がちょっと高いような気がする。
若い時は そんなに気にならなかったけれど、年齢と共に「膝が笑う」ようになってきたので、スクワットをしていたのだけれど、11月気温差が激しい日京都の友人と出会っての帰り、京阪電車の中が異様に暑く汗をかいて、
下車したところから家までの間に 身体が冷えて風邪をひいてしまった。

その風邪は 単なる冷えから来たもので、熱もなく ただ「鼻と喉」から「咳」になり、家で吸入器を使い お医者さんからいただいた薬を 飲んでいたけれど、咳と鼻水がなかなか止まらない。
14日分の薬を飲んでもまだスッキリしない。

で、思い切ってお医者さんの薬を飲むのを止めて「漢方薬」に変えてみた。
「ツムラの19小青竜湯=サラサラ鼻水が止まらない方に アレルギー性鼻炎、鼻かぜ」
ドラッグストアで 売っている。1箱10日分(1日2回の服用)
それを朝食前に1回飲んでみたところ、なんとまあ、鼻水がピタッと止まった!のだ。
翌日は 1週間延ばしの歯医者さんなのに「鼻水が止まらなかったらどうしよう⁈」と 思っていたんだけど、鼻水が止まったのだ。
漢方やけど、こんなにピタッと止まるんやぁ、よかった!とのことで、翌日私は 意気揚々と歯医者さんに行けたのでした。


歯医者さんの受付カウンター、可愛いでしょ!

 この14日間、子供の頃患った「百日咳」が どうも「喘息」になりかけている。そこで、お医者さんに喘息の胸に貼る「貼り薬」を頂いていて、
それは、まだ離せないでいる。
夜になると「ぜーぜー」と気管支の辺りが鳴り、風邪をひく前から、体調の悪い時には「ヒューヒュー」と明け方に鳴っていたから「これは気をつけないといけないなあ」と思っていた矢先のことだった。

でもお陰様で 今、まだ 貼っているけれど、随分良くなった。

 今年の2月に80才になった途端、元々ドライマウスだった私は「声帯萎縮」になり、高い声と大きな声が出なくなった。そして5月にソファーから6月には脚立1m上から落ちて 右肩脱臼で右肩腱板断裂がレントゲンで分かり「右肩腱板断裂は 切れて大分 日が経ってますよォ」と先生にいわれたが、何時切れたのかトンと身に覚えがなかった。
しかし、じっくり考えると3年前「多発性骨髄腫」で娘を見送った直後、右腕が上がらなくなっているのを 私は「50肩(?)」だ!と思いこんで、柔軟体操を始めたことを思い出したのだ。
あれは「50肩」ではなかったんだ!
だって、当時私は70後半だったから「70肩って あるんかあ?」と笑っていたんだから・・

整形外科の先生が「右腕は上がらないでしょ?」と言われたが、私が平気な顔をして「先生 上がります」と言って、両腕を上げて見せたら、先生が
とても驚かれた。
最初から「右肩腱板断裂」と知っていたら、こんなに悠長に柔軟体操は 始められなかったんじゃないか?と思う。
「知らぬが仏」とは こういうことなのか?
柔軟体操のお陰なんやわあ!と、つくづく柔軟体操も「効き目がある」ことを知った。
それは 春、初夏のことだった。

 秋になって、汗をかいて身体が冷えて風邪をひき、長引く風邪にやはり
年齢を自覚することになった。
そのうえ、最近 階段を上る時 膝の筋肉が笑って、力が入らないことに 気がついた。
何でだろう?  そうだ!
風邪をひいてる間、柔軟体操に【スクワット】を外していたから・・
そしてそのうち私は すっかり【スクワット】の存在を忘れていたのだ。
【スクワット】の威力は絶大なのだ!
それを思い出して翌朝から私は【スクワット】を加えることを忘れなかった
やりながら、大腿筋が「待ってました!」とばかりに【スクワット】を受け入れてくれたことに驚いた。
有難いことに「太腿筋は【スクワット】を忘れていなかった」のだ。

そのうち、気持ちがドンドン前向きになり強くなっていく自分がいた。

これはなんやろォ?
【80歳の厄】は 落とせた!のかぁ?

 今年も 後2週間ちょいで、新らしい年が来る。
新年が来たら 2月には81歳になる私
後3か月で 私は「どんな私」になるんだろう?
怖いことなんかちょっともあらへんし、
なんかワクワクするような気持ちは なんやろなあ!


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