息苦しさの向こうにある、新しい呼吸法
大学のときは、思っていることを脳みそ通さずにだらだらと話していたのですが、社会人になるとそうもいかず、最初の方は大変苦労しました。
「一緒に仕事をする」という関係性は、今までの友人関係とは全く異なり、最初は一言一言かなり緊張しました。
新卒で東京に出てきた当時は友達もおらず、最初は思っていることが素直に話せないことにすごく息苦しさを感じていました。
徐々に仕事を任せてもらえるようになり、後輩ができ、同僚たちが退職していくと、関係性は変わっていき、もっと柔らかく会話ができるようになっていきました。
4年努めたはじめての職場を退職し、去年からあたらしい職場となりました。
そうなると、また前職の仲間たちが、別の関係に変わっていて、先日前職の忘年会に潜り込んだら、みんなが「久しぶり」といって抱きしめてくれて、何にも代えがたい場所になったなぁと感じたのでした。
入社当時に新しい場所を「呼吸ができない場所」と決めつけてそっぽを向いてしまっていたら、今のこの関係はできなかったと思います。
これからも沢山の人と会話を重ねる中で、新しい呼吸の仕方を教えてもらって、もっと知らない自分や世界に出会いたいなぁと、思うのでした。
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