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14.シドニーでカウントダウン花火!

12月31日、オーストラリアにワーホリにきて約半年がすぎ、年越しを迎えようとしていた。

オーストラリアでは、シドニーやゴールドコースト、メルボルンなど、様々な場所でカウントダウンイベントがあり、大勢の人で新年を祝う。

特にシドニーのカウントダウンニューイヤー花火は、世界的にも規模の大きな花火で人気があることで知られている。

花火を見ることができるスポットはたくさんあるのだが、人気なのはオペラハウスだ。

ただしオペラハウスは人が多すぎて、場所取りするのも大変なため、僕は友人と二人でバルメインという穴場なスポットで見ることにした。

バルメインまではダーリンハーバーから出航しているフェリーで行くことができ、僕たちは午後6時ごろに出発した。フェリーの風がとても気持ちよく、日本の寒い年末とは違う空気を感じる年越しを迎えようとしていた。

およそ20分ほどでバルメインに到着したが、穴場というだけあって、人がごった返しているという印象はない。

場所自体がそこまで広くないのだが、みんな思い思いに地面にシートを広げて食事をしたり、ワインを飲んだり、花火までの時間を楽しんでいた。

僕たちも、ビール(ちょっと高いけど奮発してアサヒビール!)と少しのおつまみをスーパーで購入して、待機していた。

本番までに数時間待機する必要があるのだが、昼間は暖かかった気温も、夜になると肌寒くなってくるので、上着が必須となる。

シドニーのカウントダウン花火の本番は、年が明けてから12分間打ち上がるのだが、その前に午後9時から、夜遅くまで起きていられないファミリー向けの花火が打ち上げられる。

オーストラリアに来て約半年、もうすぐ新年を迎えようとしている。

バルメインから花火が打ち上がる方向を見ると、ちょうどハーバーブリッジが見える。

そこにカウントダウンの表示が現れる。

10、9、8・・・周りの様々な国籍の人たちと一緒にカウントダウンして行く。

3、2、1・・・ハーバーブリッジからドカーンと花火が上がり「ハッピーニューイヤー!」の声と共に、けたたましく花火が打ち上がる!

もう綺麗とかではなく、爆発のように打ち上がりまくり僕は圧倒されていた。

あっという間に12分間が終わり、余韻に浸る。

新しい年をシドニーで迎えた。

今年はどんな年になるのだろう。


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