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Xデザイン学校マスターコース #02 UXデザインとビジネスデザインの調査計画(2021/6/19)

2回目のメインテーマは「ビジネスインタビュー」。
今回の振り返りはUXデザインについてではなく、自身の反省文みたいになってしまいました(苦笑)。


ちなみに、今年の参加者に与えられた課題はこちらです。

某社に対して下記のどちらかの分野から一つを選択して、新規サービスデザイン提案する。

■分野
1)社会課題(高齢化)を考慮したビジネス提案
2)社会課題(地域)を考慮したビジネス提案


今回(2回目)はプレゼン先企業の担当者にインタビューを伺い、チームで新規サービスのビジネスモデルキャンパスを書き上げるというのが、ゴールでした。
我々のチームは「トラベル事業」を担当されている方にお話を伺いました。

トラベル事業といえば、私が新卒で入社した1社目で10年以上”中の人”だったこともあり、ビジネス環境の把握は一通りできている自負はあるので(辞めて5年ほど経ちますが)、提案先企業の課題もある程度想像しながらインタビューには取り組めたかなと思います。

しかし、前回のポストでも書いた通り
”これまで学んだことを一旦捨て、新たな視点で学ぶ”ことが今回の姿勢なので、そもそも既存のビジネスが社会課題の解決に寄与しているかは個人的に非常に疑問があるところなので、今後課題に取り組んでいく際に、これまでの経験に引っ張られないようにしないと大変だなと感じました。

講義中、ビジネスモデルキャンパスの話題になった時に
「ビジネスモデルキャンパスはソーシャル視点(社会にとって良いこと)の視点が欠けている」
という指摘がありました。

私自身のバイアスはあると思いますが、観光業は中央で決めたことに地方は従わざるを得ないという、「社会にとって良いこと」というソーシャル視点からは対極にあるような業界だと感じていました。
(ただ、一時期はそのフレームのほうが効率が良かったということは事実だと思いますが。)

今回、数時間で行ったビジネスインタビューやそれをもとに作成した未来のビジネスモデルキャンパスを改めて見てみると、主に東名阪に住んでいる人が地方に目を向けるという旧来の形式からは脱却できていないように感じました。

COVID-19の影響で今は旅行ができない状態ですが、そういう状態だからこそ
都市部から地方へ人を動かすということ以外で、観光で地域の社会課題を解決できるアイデアが生まれるのかもしれません。
例えば、観光といってもそもそも人が動かなくても課題が解決できるとか。

次回以降、過去の経験に引きずられないよう柔らかい頭でチームのみなさんと取り組んでいきたいと思います。

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