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印刷コンシェルジュという新しい仕事(採用募集の投稿です)

※こちらの募集は2023年7月31日をもって締切ました。沢山のご応募ありがとうございました。

こんにちは。藤原印刷の藤原章次です。
藤原印刷では東京営業部で営業職を募集しているのですが、前々から「営業」という言葉から想像されるイメージと私たちがしていることとが合わないことが気になっていました。そこでいっそのこと「営業を使うのをやめてしまおう!」というすこし思い切ったお話をしたいと思います。

ちなみに・・・採用募集の話なので読んでみて「やってみたい」「興味ある」と思いましたら遠慮なくご連絡ください。他にも「あの人に向いてるかも」と思っていただけましたら、この記事をシェアいただけるとめちゃめちゃありがたいです。



■どうしてコンシェルジュなのか

それでは本題に入ります。営業じゃなければ何なんだ?となりますが、ちょうどピッタリくる言葉があるんです。それがタイトルにもある「コンシェルジュ」です。コンシェルジュと聞くとホテルのサービスを思い浮かべる方が多いと思いますが、その歴史は古く、こんな一説を見つけました。

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中世の時代から、コンシェルジュは巡礼者が訪れる教会に常に在中し、ホスピタリティー(思いやりと暖かさ)をもって巡礼者を迎え、旅にまつわるトラブルを解決し、次の目的に正しく導く手伝いをしていた、という歴史が存在する。
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wikipediaより

私たちが日々取り組んでいることとそっくりだと思いました。
藤原印刷の営業は誰かに売るというよりも、誰かに寄り添う仕事です。相手は出版社、クリエイター、企業、学校、行政、スモールビジネス、個人などなど多種多様です。さらには年齢、職種、性別、国籍、業界問わず、本当に色んな方々からお話を頂戴します。印刷物は一つとして同じものがないので、オーダーメイドの印刷物を構想の段階から完成するまでお客様に寄り添い続けていきます。具体的な内容を箇条書きにするとこんな感じです。

□ 顧客に深くヒアリング&顕在化していないニーズを組み取る
□ 最適な紙、印刷、加工、製本を提案する
□ 制作過程でのリスクマネジメント(対お客様、対現場の両方に)を行う
□ 変動するスケジュールに対しての進行管理
□ 予期せぬトラブルへの対応
□ PTBS(印刷屋の本屋)の売り子としてイベント出店
□ 心刷祭(自社の印刷工場でのオープンファクトリー)の企画と運営


2023年4月開催「第二回 心刷祭」の800人以上の方が本社工場へ



いわゆる営業的な内容、プロジェクトマネージャー的な内容も入っていますが、根底にあるのは「お客様を満足させること」です。10人いたら10人違う要望があるのが当然で、同じ印刷物を見たとしても、暗い明るい、青い赤いと色の捉え方も異なります。

だからこそ、対応をマニュアル化するのではなく、一人一人の営業が「目の前にいるお客様が満足してもらうにはどうすれば良いのか」を真剣に考え続けることを大切にしています。ゆえに営業ではなくコンシェルジュだと思うのです。

印刷立ち会いの真剣な一コマ


■どんな人が向いているのか

印刷業は世界中のどんな方ともお仕事できる可能性があります。それでは、どんな印刷会社が良い会社かと問われれば、どんな方であっても満足させる力のある会社だと僕たちは思っています。目指すは最高の顧客満足企業です。

中でも直接お客様の声を聞く営業は「この分野なら任せろ」「こういう性格の人なら相性が良い」という専門特化型ではなく、自ら変化し続け、どんな方からも信頼・信用され、満足する印刷物をつくるパートナーとして認められる力が必要です。

お客様のために、工場で働く現場のために、協力会社のために、自分のためではなく、周りの人のためにとことん考えて動ける人。それこそが藤原印刷の印刷コンシェルジュに必要な素養です。

印刷は人を笑顔にする仕事だと思っています


■どんなことが味わえるのか

まず、とても当たり前ですが、、、紙・印刷・製本にめちゃめちゃ詳しくなります。詳しくなると本を見る目、印刷物を見る目が変わります。それまで見ていた本や印刷物への景色が一変します。本を後ろからめくり奥付(巻末にあるクレジット)から見るようになります。紙を指でなぞり質感を確かめるようになります。日常にある印刷物の色に対して眠いだの暗いだの言うようになります。

次に、お客様や印刷工場の現場社員や協力会社の社員の方達と強い信頼関係を築く経験が味わえます。仕事とは言え、大切なのは人と人。企業なのでビジネスライクが絶対にないとは言い切れませんが、良いものをつくり満足してもらうため、同じ会社の人達はもちろん、会社を超えて一致団結するかけがえのない経験を得ることができます。人と人との関係が希薄になりやすい現代においても、藤原印刷の姿勢は変わりません。

あとは、オシャレで文化的な街だねとお客様に言われることのある松本に年に数回行くことができます。本屋や図書館に行かなくても様々な本に囲まれます。そして、自分の好きな人や興味のある分野の仕事ができるチャンスがあります。


渋谷ヒカリエで開催したイベント「クラフトプレスミーティング」は個人の本づくりがテーマ


■諸条件と連絡先

[雇用形態]正社員
[勤務地]東京都千代田区神田小川町2-4-5 杉商ビル5F
[勤務時間]9:00~18:00
[休日]年間106日(日祝休み、土曜はカレンダーによる)
[給与]キャリアを考慮して応相談 
◇昇給あり 賞与年2回
◇営業インセンティブ制度あり
◇交通費全額支給 
◇家族手当:満4歳まで20,000円、 
 満4歳翌月より中学卒業の月まで3,000円~5,000円 
◇住宅手当:上限25,000円(規程支給) 
◇資格手当:5,000円~
◇役職手当:10,000円~60,000円 
◇結婚祝い金:20,000円~50,000円(勤続年数による) 
◇出産祝い金:10,000円 
◇入学祝い金:中学校以下10,000円、高校以下20,000円
◇保険制度:健康保険/厚生年金/雇用保険/労災保険
◇退職金制度(勤続3年以上)
◇書籍購入制度 
◇永年勤続表彰制度 
◇社員表彰制度 
◇社員旅行 
◇定期健康診断 
◇オフィス内禁煙 

創業68年目、まだまだ藤原印刷は変化し成長し続けていきます。その一端を担い、自ら変化し、成長したいという方と出会いたいです。ご応募お待ちしております。

■応募方法
下記リンク先の応募フォームより
https://forms.gle/1Fn4VeJfsTA8dTXa6

※締切7/31まで



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