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茶の湯への想い

先日、青柳総本家さんや雀おどり総本店さん等、名古屋市中区の錚々たる老舗のお店が参加した名古屋市中区事業「あるくなかく」に当店の母体となる冨士屋本店も参加させていただきました。
あるくなかくリーフレット1102 (city.nagoya.jp)

子供の頃から大好きなお店が沢山あって参加させていただく事にとても光栄な想いでいっぱいで。

その中で、何か体験ワークショップをできませんかとお願いをされた時に、またいずれふぐ料理屋、老舗ならではの敷居の高さについての苦悩など色々な想いをゆっくりと書かせていただきますが、コロナ過の中、ゲームの世界とのコラボや様々な事に取り組んだおかげで、和かふぇをオープンしてから今までポップカルチャーをお好きな方や若い方達に冨士屋本店も合わせて数千人単位で御来店をいただく事ができていまして、

そんな中御縁をいただいた和の世界のアイドルや、全国・国外からお越しくださる沢山のお客様や企業様、クリエイターやミュージシャン、YouTuber、Vtuber、役者さんなど沢山の表現者の方達の様々な想いを知ったり、それぞれのファンの方達の想いや色々なお話を聞かせていただいている中で、茶道やお着物、日本の伝統工芸などの和の世界、そして演劇や音楽など皆さんそれぞれが敷居の高さ、入りにくさ伝えにくさを常々感じている事を知りました。

どの世界もそれぞれの大変さや継続する事、好きになる事への難しさはあるけれど、文化として、ポップカルチャーとして本当にどの世界も見事で楽しくて人の心を震わせたり動かしたり癒す力がある世界だと私は実際に触れてみて思わせていただいていて。

この素敵な世界をただ敷居が高いからという理由でのぞくのを辞めようと思うのはもったいないと思い、もっと多くの方達に届いて気軽に触れ合っていただきたい、好きになってもらえてその先に楽しい事や悲しい気持ちへの救いがあればという想いを持つようになった事から体験レクチャー寸劇付の「お茶挽きお抹茶点て体験」をする事に決めました。

当日のお客様のドレスコードを「和」にして羽織一つ、和小物一つでもお持ちになった方にはプレゼントをご用意して。。
それによりワークショップ当日は、皆さま和にちなんだ装いや持ち物を持ってきてくださって店内が今回のお芝居の設定の江戸時代にタイムスリップしたかのように異空間のような賑やかな感じになってとても嬉しかったです。

お芝居は和かふぇをオープンしてから御縁ができた

声優 立花和泉(YouTuberずいみー)さん
俳優 名古屋山之助(岩田将臣)さん
名古屋で1番名古屋を推すヴィジュアル系バンド麗麗-reirei- ボーカル 紅愛さん
ギター 近藤りょーじさん

という名古屋の地でそれぞれの世界で頑張って様々な事を表現していらっしゃっているこの4人のお力をお借りし、

立花さんは江戸時代のお茶屋の看板娘 お藤役
山之助さんは茶屋にお忍びで遊びにいらっしゃる徳川宗春様役
紅愛さんと近藤りょーじさんは悪人ABと宗春様の家臣ABの二役

を熱演していただきました。

プロの役者さんである名古屋山之助さんの圧倒的な素晴らしい空間づくりと演技力の上で、可愛らしいでも芯のしっかりしている看板娘を見事に演じてくださいました立花和泉さん、悪人&家臣ABをほぼアドリブでかなり面白いドタバタ劇にしてくださった紅愛さんと近藤りょーじさん。3人は役者初挑戦と思えないクオリティで山之助さんと共に今回のワークショップの目的、石臼でお茶挽きや抹茶を点てる体験のレクチャー寸劇をしていただきました。

お芝居中も体験中もずっとお客様皆さま笑顔で。

こんなに冨士屋がお客様の爆笑であふれた事がないという位反響がすごくて、帰り際にお客様がお芝居もお抹茶点ても楽しかった、茶道に興味ができた、LIVEやお芝居も行ってみたい、YouTubeも見てみます。ひつまぶしやふぐも食べにきます。着物ももっとアレンジして気軽に着てみたいなどと大変多くの嬉しい反響(アンケートも名古屋市の方が驚く位沢山いただきありがとうございました)をいただく事ができました。本当に頑張って作り上げてよかったと心から思ってずっと泣きそうでした。

※今回、主演していただいた声優 立花和泉(YouTuberずいみー)さんがこちらの記事で当日の内容など臨場感あふれる文章で書いてくださっていますのでぜひご覧ください。

お茶挽き・お抹茶点てワークショップ振り返り

いずれその時のお芝居もダイジェストで公開予定で、その時に役柄への想い、お芝居や役者さんスタッフへの想いを綴らせていただきますが、まず先に公開させていただきましたこのショート動画

【和かふぇ冨士屋】茶の湯のすすめ

こちらは、もっと気軽にお抹茶の美味しさ、茶の湯の楽しさに興味を持っていただきたくて作らせていただきましたのでぜひご覧くださいませ。

今回のワークショップやこの動画がきっかけで茶の湯や和装など和の世界に心を一歩踏み入れたり楽しんでいただけましたらこんなに嬉しい事はございません。

そして今後共、皆々様に喜んでいただける事ができましたら大変嬉しく思います。
読んでいただきまして誠に有難う御座いました。

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