わたしが始めたころはカフェってことばすら知られてなく、
喫茶店がまだまだ多く点在していた。純喫茶、JAZZ喫茶など。
いまは逆にレトロになり流行り始めている傾向ではあるけど、
（2020年ころから）。
それと同時にカフェも増え、焙煎場をするお店も増えている。
しかし、それはファッション化ともいえるし、あまり知識がなくても
ネット、SNS、YouTubeなどで情報を得ているかもしれない。
ただ、思うのは。
多くの日本のカフェと言っているお店はカフェではなくて
ダイナー（食堂）だろう。
カフェなら美味しいいコーヒーを望む。
カフェってことばがあまりにも広がりすぎ、時代の象徴にもなっている。
だから、23年近くやってきてもわたしの店にはカフェって言葉を使わない。
コーヒーを勉強し、エスプレッソやドリップなど自国も他国のコーヒー
文化を学びながら自分も成長してきて、今年で還暦になる。
とても残念なのは、ランチやデザートが美味しくてもコーヒーに関しては
？の所が増えているのも今の流れかもしれなし。
パン屋もケーキ屋もカフェにする傾向が多いがコーヒーに関しては残念ながら？。
地方のコーヒーはほんとにまずい、、、、。
これから数年後はどんなになるかな？
あと、バリスタを海外で学ぶ人が多いが、日本でも学べるし、
コーヒーを学ぶならせめて日本茶を急須でいれて飲んでほしい。
コーヒーだけ眉間にしわ寄せ手、温度計とスケール使って淹れて、
ラテアートをカッコよくしても、
飲んでるお茶はペットボトルはかっこわるいし、疑うよ。
そして日本の文化も極めてほしい。
それがカフェと思う。