深谷純子

レジリエンスを広める活動を行っています。自称レジリエンスコーチ。幸せな人を増やして、い…

深谷純子

レジリエンスを広める活動を行っています。自称レジリエンスコーチ。幸せな人を増やして、いろんな課題に向かってける活力のある社会を作りたいと思っています。

マガジン

  • レジリエンス日和

    気分を上げて元気に過ごせる記事を書いています。へこんでも回復できるレジリエンスを身近なところで見つけて、毎日がレジリエンス日和でありますように。 本業はレジリエンスコーチ、研修や執筆を行っています。 趣味は、年間150冊の読書、映画や音楽、山歩き、料理など。 2人の子どもたちは独立し、今は夫婦2人暮らし。

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緑は人を元気にする

新緑の季節です。 花も次々に咲いて、目を楽しませてくれています。 自然は活力がありますね。 この季節は外に出て、新緑の中を歩いてみましょう。 緑のを見ると、元気になれます。 近くの公園や森歩きでリフレッシュ。 私は、ほぼ毎朝、歩いています。 緑は人を元気にする緑色のものを目にすることで、 ストレスが緩和されることがわかってきました。 コンクリートばかり見ていませんか? パソコンの壁紙を、森林風景に変えてみる。 窓の外の木々に目をむける。 室内にグリーンを増やす。 き

    • 信頼関係でリスクを軽減

      前回の投稿でも触れましたが、 今年のダボス会議のテーマは「信頼の再構築」 グローバル・リスクの1位は「誤った情報・偽情報」です。 信頼が鍵になる、 信頼できない情報(誤った情報)がリスクになる そのような世の中になると考えられます。 口は災いの元? いろいろな信頼関係がありますが、 友人関係や職場の信頼関係はどうでしょう? 「本音を言うと自分のイメージが下がるのが心配。」 「言っても反応がない。無視されるくらいなら黙っておこう。」 「雰囲気が悪くなりそうだから、反対意

      • 自分で作った偽情報に注意する

        世界経済フォーラムが開催 スイスのダボスで世界経済フォーラム(World Economic Forum)が開催されています。 https://www.weforum.org/events/world-economic-forum-annual-meeting-2024/ 2024年のテーマは「信頼の再構築」 2024年は、透明性、一貫性、説明責任など、 信頼の原動力となる基本原則に焦点を当ててます。 このテーマを、レジリエンスに置き換えて私なりに考えてみました。 失

        • 「日常」と「非日常」を行き来する

          普通の毎日は「日常」です。 変わり映えがない、慣れ親しんだ日は、 刺激がなく、ともすると退屈です。 旅行したり、楽しいイベントは、「非日常」です。 美味しいものを食べたり、美しい景色を見たり。 スポーツ観戦や音楽ライブも、 眠っている五感が刺激される非日常経験です。 感情にポジティブな刺激があり、リフレッシュできます。 非日常を経験した後は、 「さあ、明日からがんばろう!」と元気になれます。 元気の度合いは、その時の幸福感によります。 楽しさや感動を、しっかり味わって、記

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        • レジリエンス日和
          13本

        記事

          ユーモアに切り替える

          私事ですが、毎月、薬をもらいに通院しています。 先日の通院でのこと、 病院で会計を済ませて「お大事に、どうぞ。」と言われ、 薬局でも「お大事に、どうぞ。」と言われました。 暑さでふにゃふにゃの私の脳も、さすがに反応しました。 なんか変だな? この場合、 「どうぞお大事に。」(どうぞが先) または 「お大事になさってください。」が正しいでしょう。 「どうぞ」を後に言われると、取ってつけたような軽い感じがします。 軽い人間(患者)にみられたか? 確かに予防のための通院は

          ユーモアに切り替える

          人生2度目の座禅を通じて思ったこと

          先週の日曜日に、座禅の会に参加しました。 座禅は、人生で2度目です。 1度目は、大学受験の夏。 通っていた予備校のプログラムで参加しました。 あれから、だいぶ経っています。 東洋的なものがグローバルになっている マインドフルネス瞑想とか、 セルフ・コンパッション(自分への慈悲)など、 東洋的なものが、グローバルで広がっていますが、 座禅もそのひとつです。 今回参加した座禅会は、臨済宗の禅寺でした。 臨済宗は武士を中心に広まったそうで、 いつ死ぬかわからない武士には、 気

          人生2度目の座禅を通じて思ったこと

          セルフ・コンパッションは自分への思いやり

          ネガティブ感情という「心の痛み」から回復できると、 ストレスも軽減できます。 回復力は、レジリエンスの特徴のひとつです。 心理的資本を減らさない怒り、悲しみ、挫折感、不安、負担感など、 いろいろなネガティブ感情がありますが、 全て、心理的資本を減らす、マイナスエネルギーです。 ちなみに、 心理的資本 (phychological Capital) は、「人を動かす幸福感」だと マーチン・セリグマン博士は定義しています。 対比されて使われる  心理的コスト(phycho

          セルフ・コンパッションは自分への思いやり

          スローダウンの勧め

          明日から7月。 今年も半分が過ぎようとしています。 なんと、時間が過ぎるのが速いのでしょう。 時間を早く感じてしまうのは、諸説あります。 人生経験が増えたせい? (もうずいぶん生きてきました。私) やることが多すぎるから?(あれこれ詰め込みすぎ) いつもと同じで刺激がないから?(背景のように過ぎてゆく) 加速する社会 時間の進み方を、どう感じているでしょうか。 コロナ期間中より、私は、早く感じます。 「あれもやらなきゃ。」 「これもまだ終わっていない。」 「ああ、もう

          スローダウンの勧め

          映画「憧れを超えた侍たち」キャプテンのいない強さ

          今年のWBC(ワールド・ベイスボール・クラシック)、 「憧れを超えた侍たちー世界一への記録」が、 6月29日まで公開されています。 私も早速、見に行きました。 WBCでの優勝のせいか、映画館は満席でした。 あの時の感動がよみがえり、 ほっこりするシーン、笑えるシーンもあります。 観た後はスッキリ爽快でした。 キャプテンのいないチームその侍ジャパンには、キャプテンがいませんでした。 あえて、キャプテンをおかない戦略で、全員がキャプテンになれ、 それぞれの強みが活かされたと

          映画「憧れを超えた侍たち」キャプテンのいない強さ

          カンヌ映画祭で話題「怪物」

          カンヌ映画祭で話題の「怪物」を観てきました。 是枝監督作品、音楽は坂本龍一さんです。 いったい、何が怪物(モンスター)なのか? 私は、「もう一人の自分」ではないかと思いました。 怪物が暴走する誰しも自分の中に、手ごわい怪物が住んでいます。 本来の自分ではないと感じるものがある。 良いと思う自分が、もう一人の「怪物」と戦っている。 もう一人の自分も、自分自身なので、混乱する。 どちらが本当の自分なのか? 怪物を暴走させてしまい、自分が嫌になる。 怪物に振り回されて、狂い

          カンヌ映画祭で話題「怪物」

          「思い込み」からの抜け出し方

          私たちの思考には「速い思考」と「遅い思考」があります。 スピード重視の世の中ですが、 両方の思考をうまく使い分けることも必要です。 速い思考は省エネ・遅い思考は柔軟で合理的 速い思考は、直観的、感情的、自動的な思考です。 時間をかけて考えなくてもよいので、 省エネで、コスパがよさそうに思えます。 速い思考は、複雑なことをシンプルに置き換えるので、 考えるプロセスをショートカットでき、 一度に複数のことを並行処理できるマルチタスクも可能にします。 生産性も上がりそうです。

          「思い込み」からの抜け出し方

          ネガティブ感情の手放し方

          ネガティブ感情には、いろいろなものがあります。 怒り、不安、恐怖心 負担感、心配、面倒くさい 後悔、罪悪感、劣等感、口惜しさ、悲しみ 緊張感、困惑、苛立ち 嫌悪感、軽蔑、不快感 孤独感  など いつまでも、モヤモヤした気分のままではなく 上手に手放すことが必要です。 ネガティブ感情は心理的コスト 企業活動では、資本は多い方がよいです。 個人の貯金も、たくさんある方が安心です。 資本を使って投資したり、 ほしいものを購入したり、 不測の事態には、備えにもなります。 心

          ネガティブ感情の手放し方

          無力感からの切り替え方

          やる気がおきない、無力感に陥ることがあります。 心の中のつぶやきは、こうです。 「どうせ、今回もうまくいかない」 「やっても無駄だ」 「行動を起こして失望するくらいなら、何もしない方がよい」 状況を悲観的に捉え、行動が抑止されます。 学習性無力感という罠 1960年代に行った実験です。 ポジティブ心理学で有名なマーチン・セリグマンは、 無抵抗になるまで、犬に電気ショックを与える実験を行いました。 このような実験は、今なら動物保護でやらないと思いますが、 当時は うつ

          無力感からの切り替え方

          はじめまして

          ゴールデンウィークが始まりました。 今日は新緑がまぶしい、よい天気です。 深谷純子(ふかやすみこ)といいます。 本業は、レジリエンスコーチ。 気分が下がっても回復できるのが、レジリエンス。 ひとりでも多くの方を元気をお手伝いしています。 この仕事を始めて13年目になりました。 以前は、コンピュータ関係の仕事に、26年間従事していました。 ストレスフルな毎日でしたが、良い仲間と仕事に恵まれ、 やりがいも喜びもありました。 デジタルの世界から、真逆のアナログ世界へ 以前か

          はじめまして