『焼肉屋・鰻屋の戦略』



日常生活で商品を購入することは誰もがしていますよね。この3連休の多くの商品を求めて人が賑わうことでしょう。

そんな中、私自身も営業に携わってきて営業については知っている。つもりでした。

ただ、こんなにも世の中に物を売る戦略が溢れていたことは恥ずかしながら

2〜3年前に知ったのも隠しきれない事実ございます。

いつもX(旧Twitter)では、営業のテクニックやコツについて発信していますが、

今日は消費者目線から迫っていきたいと思います。

それでは早速、少し想像してみてください。

今あなたは友人とショピングへ行き、お腹すいたね〜なんて会話をしています。

時刻は19:00⏰続々と街に灯りが点灯し賑わってきています。

そんな気もなく、ふらふらしているところで美味しそうな焼肉の匂い

鰻の匂い、焼き鳥の匂いがしてきました。

うわ〜焼肉いいね〜。え、焼肉にする?そうしよっか!みたいな経験ありませんか。

これを「しずる効果」と言います。

焼肉屋や鰻屋、焼き鳥屋はわざわざ換気ダクトを店の外に排煙するよう設置して

匂いに釣られて来店する顧客を獲得するという戦略的手法を用いています。

さらにそこに店内が賑わっている店と閑散としている店があるとしましょう。

必ず人が多い方にまず入れるか聞いてみたりしていませんか?

そうです。人は人気なものに便乗するのです。

良く大衆演説やセミナーなどでサクラと言われる人がいたりするみたいで一緒です。

関心のない人の足を止め耳を傾けてもらうには人気であるという演出がいるのです。

このように営業とは、商品を売ることだけでなく集客面においても営業戦略を必ず練っています。

あ!そういえば昼間の買い物している時に、友人のAさんが14時にタイムセールに駆け込む人を見て

ねえねえちょっとあそこ行ってみようよ。と言って立ち寄った30%オフの洋服を買っていたのも。。。

そうです!それも戦略にハマったのです。

今の時間だから安い!人の流れを見て人気なのでは?という関心を抱き、実際に足を運び

迷ってはいたけど今買わないとこの金額じゃないし、誰かに取られるかも。それに追い討ちをかけるように定員さんが「お似合いですよ」なんて言ってくるではないか。

気づいたら、レジに並んで出口まで紙袋をお持ちします。なんて言われてましたね。

これがその店のその時間に発動した販売戦略なのです。

物を売る業界では当たり前。けど消費者の立場になると日頃営業をしていて分かっていても

ついつい手を伸ばし足を運んでいるのも事実です。そんなもんなんですよ人は。

どうでしょう?少し確かにな。と思っていただけたらそれでいいです!

あ〜なるほどな!そういうことか!と納得してもう騙されないぞ!と意気込んだ友人は

買い忘れたスキンケア用品を求めて帰り道に寄ったドンキホーテで

気づいたら入口に売っていた焼き芋を手土産に帰っていました。

そんなもんですよ!笑

今日からの世間一般の3連休で店舗の売上を上げるために、成績で逆転するために、自身の無駄な買い物をしないために、

経営目線、営業マン目線、消費者目線でこの現象を捉えて再度それぞれのものにしましょう!


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