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良いものを良いと思えるのは、悪いものも知っているからこそ。逆もまた然り。


『シャングリラ・フロンティア』の第1話より

クソゲーハンターと言われているクソゲー好きの主人公が、
「たまにはクソゲー以外のゲームをやってみては?」と店員のお姉さんに勧められるシーン。


周りの人から言われてハッとする時がある。
物事を偏った視点でしか見れなくなっていることに気づいたとき。

ある意味、自分より周りの方が、自分のことをよく知ってくれているのかもしれない。


「辛いなら辞めれば?」


はっきり言って、私は今の生活や仕事、周りの環境に恵まれていて、とても幸せだと感じている。

ですが、
私には昔一人暮らし時代に貧乏生活を送っていた時期がありました。
その時は独立して、”仕事に芽が出るまで・・”
と言いつつ、生活費を稼ぐのに精一杯な状況になってしまい、アルバイトも掛け持ちをして凌いでいました。

完全に自分のプライドを守るためだけに、ただただ自分の首を締めていたという、カオスな状態。

何か打開策を見つけて続けることも出来たかもしれませんが、そんなことを考える余裕はあるはずもなく、方向性がブレて、精神的にキツくなっていました。

心の余裕もなくてイライラする事も多く、ただ毎日の生活に必死という感じで、何もかも悪のループにはまっていました。

「辛いなら辞めれば?」
この一言に背中を押されて、悪のループから抜け出し、新しい世界に飛び出すきっかけを与えてくれました。
その一言をくれたのは、他でもない愛する当時の彼氏、今の主人です。

「辛いなら辞めれば?」
この一言だけ見ると、もしかしたら冷たいように見えるかもしれないので補足しておくと、
これからどうなりたいか、自分が本当にしたいことは何か、今そこに固執しなくてもあなたにはもっと輝ける場所はあること。今の自分の気持ちに寄り添って一緒に整理してくれました。

続けることだけが美徳なのか?
我慢することだけが偉いのか?

生きる理由は、「幸せになるため」。
それを軸に生きたいと考えられるようになった。

後から考えたら普通に分かることも、心に余裕がなくなると、冷静な判断が出来なくなるんですよね。

「諦める」という言葉は
ネガティブな意味で捉えられがちですが、

本当の意味は、「物事を明らかにすること」
と言われています。 

主人は、いつも私が道に迷いそうな時・迷った時は、別の視点から物事を明らかにするきっかけと選択肢を与えてくれる。おかげで今は、自分に正直に、シンプルに幸せな生活を送れています。とても、有難くて、尊い存在です。

結果なにが言いたいかと言うと、自分の感情にフタをしたまま生きていくことほど辛いことはないということ。

辛くて無理ならさっさと諦めて、別の道へ行けば良いだけ。もっと周りを信じて頼ってもいいし、自分の感情に正直に向きあって。と過去の自分に言いたい。


自分にとっての常識は、他人にとっての非常識かもしれない


・モテる人の常識はモテない人の非常識
・お金持ちの常識は貧乏人の非常識
・アメリカの常識は日本の非常識


アメリカでは家の中で土足が当たり前

だけど、
日本でそれすると

『欧米か✋』と
突っ込まれかねない。

考え方の幅を広げる


一方で、アメリカにも日本にも両方住んだことがあれば、その人にとってはどちらも常識。
どちらも自分の常識なので、自分の好きな方で生活するか、または住む環境に合わせて生活をするでしょう。

経験値が上がると、自分自身の考えの幅が広がり、選択する時の基準がより自由で信頼できるものとなっていく。

たとえその時は理解できなくても、相手の声に耳を傾ける。
すると別の道が開かれる。

周りからくれた一言で人生が好転する経験をさせてもらったことは今まで何度もある。


「知っている」と「分かっている」は違う。

アニメの中のひと言から、ふと考えを巡らせました。

「たまには、大衆向けに触れておくのも、一興かもよ?」

今日も、来てくれてありがとう😌
福ちゃん

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