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ルワンダのお話を聞く、チャリティーイベントへのお誘いです

どうも! ミステリー作家の福田和代です。
自粛疲れだったり、将来への不安だったり、日々いろんなことで世の中が殺伐としてきて、よけいに疲れてしまいますよね。
今日は、デジタル・ケイブからチャリティーイベントへのお誘いです。

2020年5月3日(日) 18:00から、Zoomを使った配信イベントを開催いたします。(詳細はこちら↓)
https://digitalcave20200503.peatix.com/

こんなときに? チャリティーイベント?
と思われるかもしれませんが……。

私、前からルワンダのジェノサイドに強い関心を持っておりまして。1994年に発生した、100万人近くの人が殺されたとも言われる、〈事件〉です。

たとえばこれ、2014年の記事なんですけども。
この本↓や、『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか』などの本や、映画『ルワンダの涙』『ホテル・ルワンダ』なとで、なんとなく概要は掴んだ気でおりました。

でも、その後のルワンダはどうなったんだろう?
現在のルワンダは、当時、海外にいたルワンダ人が祖国を支援し、すっかり見違えるほど治安のよい国になったとも言われていますが、たった26年で、これだけの惨劇が忘れられるとは思えず、いったいその溝をどう乗り越えていかれたんだろう。
という、疑問が常にありました。

そうしましたら、昨年こういう本が出たのですね。

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『義足と歩む ~ルワンダに生きる日本人義肢装具士~』(松島恵利子、汐文社)
ルワンダ人の男性(ガテラさん)と結婚され、ルワンダで今も義肢や車椅子などを贈る活動を続ける日本人女性、ルダシングワ真美さんを描く、ノンフィクションです。

そして、ルダシングワさんはちょうどいま、日本に戻ってこられています。ルワンダでの活動拠点「ワンラブランド」が、水害で大きな被害を受けたうえ、人的被害が出ることを恐れた政府に建物を壊されてしまったそうで、日本に戻られ各地で講演会などを開催し、再起のための活動費を集めようとされていたそうですが、この新型コロナ騒動でほとんどの講演会がキャンセルされてしまったのです。
で、私も彼女のお話を伺いたいので、ぜひとお願いしまして、デジタル・ケイブでもオンライン配信トークイベントを開催することになりました。

アフリカだから、ルワンダだから起きた虐殺、ではないと思うんです。
人間には、こういう一面があるのだということ。「私たちには遠い他人事」ではなく、自分のこととしてどれだけ身近に引きつけて考えることができるのか。
今回のウイルス騒動でとりわけ、「他人への共感能力」って大事だなと思いましてね。なんだか、人間の力を試されているような気もするのです。

有料(1,000円)のチャリティーイベントですが、もしよろしければ、オンラインイベントですので、お子さんとご一緒にいかがでしょう?
チケット代は、Peatixに支払う手数料を除いてすべて、「ワンラブランド」の活動費用に充当していただきます。

お申し込み、詳細はこちらからどうぞ。
お待ちしております!
https://digitalcave20200503.peatix.com/