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音楽に専門学校は必要か??

今日はギターレッスンのお仕事でした。
個人で教えている人もいるのですが基本的に「教える」という仕事に関しては楽器屋の教室で教えています。


レッスンのお仕事は今年で10年になるのだけれどこれまで色々な生徒さんに出会ってきました。


日頃の趣味として習いたい人もいれば、学園祭や結婚式の余興の為に急遽なんて人も。

もちろんバンド活動を今しているorこれからしたいという方もあるいはプロのギタリストになりたいという方もいます。


僕自身の事を話せばプロギタリストになりたいと思ったのは大学生の時で大学を中退してMI JAPANという専門学校に入学しました。

自分の生徒さんにも聞かれる事なのですがプロミュージシャンになるには専門学校に入る事は必須なのでしょうか??


結論から言えばNoですがこれには付け加えが必要です。
単純に「専門学校に入らなくてもいいんだぁー」という類の話ではありません。


専門学校に入らなくてもプロミュージシャンとして生計を立てていて大活躍している人が僕の周りには沢山います。


しかしその方々の特徴として3つの事が挙げられます。

・圧倒的に努力をしている
・圧倒的にあるジャンルに特化している
・圧倒的に音楽が好き


専門学校に入る事のメリットは沢山あります。


・半強制的に1日のスケジュールに楽器練習が入る
・自分の知らない曲を演奏する機会が沢山ある
・様々なジャンルの基本の演奏方法を学べる


さて専門学校に入っていなくて活躍しているミュージシャンと専門学校に入るメリットを見比べてみると反対で似ている事に気がつきませんか??


専門学校で学ぶという事は自分の意図とは別に課題を課してくれるのでミュージシャンに必要な物事を学校側が提供してくれるのでそれに食らいついていく形で力をつけて行く事ができます。


しかしながら専門学校に通わない場合それを自分自身で課題を見つけたりジャンル別の演奏方法を勉強したりしていかなくてはなりません。


言わば専門学校というのは様々なノウハウや近道を示してくれる場所なのです。


逆に言えばそれが自分でできて音楽への探究心やモチベーションの高い人は行く必要がないのです。


専門学校に入学してもすぐに来なくなったり、来ていても真面目に授業を受けず一向に上達しない人達も沢山います。
僕の時も初めはギター科だけで20人ぐらいいたのに卒業の時に残っていた同期は3,4人程だったと思います。


それもそのはず先程も述べたように専門学校はあくまでノウハウを教えてくれて近道を示してくれるだけでそこに「勉強しよう!」という熱意は本人次第なのです。


僕自身は専門学校に行って沢山の事を学び、沢山の尊敬できる師に出会い良かったと思っていますが、今は情報も調べれば出てくる時代ですし専門学校に行かなくても圧倒的な熱意と努力があれば専門学校に行く必要は無いと私は思います。


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