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動機は・・・あの子に会いに行く!ただそれだけでいい。

GW中は対面レッスンをお休みしていましたが、その間、保護者の方との学習相談は通常通り行っていました。特に新入学・新入園のお子さんにとっては、ドキドキが続いた日々だったと思います。保護者の方に様子を伺うと・・・出てくる、出てくる様々なトラブルを含む話題の数々が!!お子さんと同じ位、いや、場合によってはお子さん本人以上に心配や不安が多かった保護者の方も居たようです。お疲れ様でした。

【GW明け、行き渋りはありませんか?】毎日、『学校楽しい!!』と通っていたお子さんが急に、『行きたくない・・』と言い始める・・・そんなことがあります。『あんなに楽しそうだったのに?!』『張り切っていたのに?!』と親は思うものですし、子どもからの急な振りに困惑してしまいます。学校や園に行きたくない・・・その理由は実に様々です。きっかけはほんの些細なことに思えることもあるでしょう。しかし、子ども達の『行きたくない!』にはちゃんと彼らなりの理由があると思います。ただ、その理由の核心は正直、分かりません。当人すらも漠然と『行きたくない』と感じ言葉にしているだけかもしれません。人の感情は白黒はっきりするものではありません。複雑な胸の内を上手く説明したり、言葉にして伝えることは案外難しいことなのです。

もしも、お子さんが学校や園に『行きたくないな』と言いつつも、準備や宿題をしていたり、朝も起きてくる、促したり励ますことで登校出来るようであれば、『気を付けてね!!』と親は笑顔で明るく送り出しましょう。本当は心配です。すごく不安ですよね。でも、この場面で親が不安そうな表情を見せたり、後ろ向きな言葉を掛けることはお子さんの不安を助長させます。あくまでもごくいつも通りの態度で『行ってらっしゃい!』と送り出す、この勇気も大切です。

【あの子に会いに行こう!】もしも、お子さんに仲の良いお友達、これから仲良くなってみたい気になるお友達が居たら、ただ《その子に会いに行く》それだけでも十分な登園・登校の動機、きっかけになります。特に学校は勉強をする所という位置にありますが、やはりそれだけではないですよね。コロナを経験し極端な話、勉強は自宅でもすることが出来ると私自身実感しました。しかし、そこにはクラスメイトや先生方が居ません。《あの子》の存在はお友達に限定しなくてもいいのです。「あの先生に会いたい」「あの花壇のお花を見たい」そのような動機、きっかけがあるだけでも『さてと、行こうか』『行ってみようかな』という登校や登園のきっかけになるものです。そう思うと、休みがちなお友達や内向的で自分から声を掛けられないお友達に声を掛けてあげることの出来るお子さんはとても優しいと思います。今日も誰かの『おはよう』はたくさんのお子さんの励みとなっていることでしょう。

先日、娘が『あー。明日学校かぁ』と浮かない顔をしました。私はすかさず、『でも、もしあなたが休んだらペアの子が寂しいと思うよ』と言いました。そうです。6年生の娘は1年生との縦割りのペアがあります。時々、その子が娘に会いに教室の外まで来たり、娘を見つけると手を振ってくれるそうです。一人っ子の娘にとっては、自分より小さい子の相手をするのは正直、戸惑うことの方が多いそうです。しかし、自分を見つける度に嬉しそうに手を振ってくれる1年生が可愛くないわけがありません。『ペアの子、寂しい・・・』その言葉はどうやら娘に響いたようです。翌日も、そして今日もいつも通り、(決して元気いっぱいという感じではないですが)登校しています。

お子さんにとっての《あの子》の存在は必ずしも、お友達でなくてもいいのです。先生でもいいし、上級生や下級生でもいいです。好きな異性でもいいです。また、極端な話、人間でなくてもいいのです。学校や園に咲く花や植物、飼育している動物「あの子はどうしているかな?」「会いに行こう」そんな一歩を踏み出すきっかけとなる存在がお子さん達にあるといいなと思います。「会いたい」その気持ちが人を動かすものだと思います。これは私のレッスンも同じです。勉強だけなら他にも塾や教室はありますし、自宅学習も可能です。しかし、私はたった一人。他に同じ人物は存在しません。なので、「tomo先生に会いたいな」「tomo先生とお勉強したいな」そう思ってもらえることが、教室へ来る動機となりレッスンを継続する力と結び付きます。逆に、「tomo先生は嫌だな」「会いたくないな」とお子さんが思うようでしたら、無理強いはしてほしくありません。何故なら、無理をしての学習は効果が上がらないだけではなく、指導する側にとっても、お子さんにとっても苦痛な時間となってしまうからです。

《学習相談のみも大好評!!》元々、保護者向けの学習相談からスタートした教室です。保護者の方のみでの学習相談・フォローも好評受け付け中です。相談方法はメールやLINEも可能ですし、対面でのご相談もお受けしています。学習面全般、お受験、就学前の心配事、発達遅延など・・・デリケートな話題も含まれるため、中にはお子さんには聞かせたくない話も当然あります。そのような場合は、配慮が必要ですのでお子さんは同伴せず保護者の方のみで学習相談にいらして下さい。学習相談についてのシステムや詳しい詳細はお気軽にお問合せ下さい♪

それでは、次回もどうぞお楽しみに


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