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推薦図書その1 シャーロック・ホームズ

今回のnoteのお題企画の…

#推薦図書について

私の場合、推薦図書と言われて真っ先に思い浮かぶのがシャーロックホームズ。
小学生のころ好きな子が図書委員で、その子の気を惹く為に図書室に通っていたらたまたま見つけてそれ以降ハマってしまった。

私を本好きにさせてくれたきっかけでもあるこの作品。
30代が見えてきたこの年になっても楽しめるので、これからも・・おそらく生涯楽しめるというくらい私には思い出深い。

ミステリーの原点といえるホームズの全作品(長編4・短編56)を完全収録した決定版。初版発表当時のイラストを使用(またこれが味わい深い)。
全巻、一流の翻訳者による新訳。読みやすく現代的でありながら、原作の味わいを十二分に伝える名訳ぞろい。
小学生でも楽しく読めます。もしかしたら高学年くらいの方がいいのかもしれません・・・が、そうやって子供の可能性を狭めてしまうのはいつだって大人ですからね。

作者のコナンドイルは1859年スコットランドのエジンバラ市に生まれる。エジンバラ大学の医科を卒業して医院を開業。1887年最初のホームズ物語『緋色の研究』を発表。1891年医者をやめ、ホームズ物語を次々に発表して人気作家になる。他の作品に『大ボーア戦争』『失われた世界』などがある。1930年没。

名探偵コナンをはじめ、今ではさまざまなパロディ作品が生まれている為、もはや知らない人はいないのでは?という名作。世界をはじめ日本でも人気のホームズシリーズ。

●56ある短編小説のうち最初に発表された作品で、アイリーン・アドラー登場回としても有名な「ボヘミアの醜聞」
●2番目に発表された、独創性がある作品として有名な「赤毛連盟」(赤毛組合、赤髪連盟などとも)
●8番目に発表された、謎だらけの全体がラストですべて一気にわかる爽快感とその真実がいかにも、な作品「まだらの紐」
●27番目に発表された、暗号とその解読をテーマにしている 作品「踊る人形」

短編なので短い時間でも楽しめるホームズシリーズ。慣れてきたら4つの長編、
緋色の研究、
四つの署名、
バスカヴィル家の犬、
恐怖の谷

もぜひ読んでいただきたいです。

ちなに。全編読んだ後、ホームズのモデルになったというジョセフ・ベル(19世紀のエディンバラ大学医学校で講師を務めていたスコットランドの医師)や当時の世界状況などの史実を学んだあとにもう一度読むと、当時の背景が浮かんでより一層楽しめます。
ドラマなどでもかなり作品はありますので、相当楽しめるはず。

秋の夜長にぜひ

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