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南さつま市の生活

退職後

9月1日から現在まで特に目標もなく毎日が過ぎてしまった。
来年の3月中旬までは失業扱いになる訳だが、その後何をして生計を立ててゆくかはまだ決まっていない。ただ、自分の中で何かが定まってきているような気はしてます。分からないけど、そう思っているのできっとなんとかなると思います。

南さつまでの生活

鹿児島市内では9年間生活したことがあるが、南さつまでは居住したことはない。この歳になって初めて、本家の家に月の半分ほど住んでみることになった。自然にあふれ、ネット環境もなんとか確保できるので買い物以外は何一つ不自由ない生活だ。
朝は日の出前に起床。家の裏の木々から鳥の声がたくさん聞こえる。
庭に出て苗に水やりをしていると、太陽が昇る。朝日があると一気に明るくなり、体温が上昇するのが分かる。ハッキリと熱を感じることができる。
庭の野菜を少し取り、買ってきた果物や野菜とともにミックスジュースを作る。朝食を取り終えた頃には庭先は日光でいっぱいになる。
簡易的な木組みのベンチに座って日光を浴びていると、11月も中旬を過ぎたのに半袖で十分ぐらい暖かくなる。目を閉じて日光を感じていると、風の音、鳥が飛び交う音。潮の状況によっては波の音も聞こえる。
自分は自然の中にいると実感する。


庭の大根葉



読書をしたり、書き物をしていると外に出たくなる。
外でストレッチをしたり、時にはランニングに出かける。
海が近く散歩に行くのも気持ちがいい。
買い物は最寄りの道の駅まで片道3キロ程。自転車で行ける距離感。ここでは季節の野菜と果物を購入する。ばあちゃんが載っていた自転車で畑の横道を通ったり、あえて海の側を通ったりして3キロの道を楽しむ。

お昼はスパイスカレーを作り、サラダを添える。
たくさん食べて、また日光浴をする。たまに郷土料理のふくれ菓子を作ったりもする。

ふくれ菓子


週に1回はドライブに行く。親戚に軽トラを借りたので、自由気ままに天気がいい日はドライブに行くこともできる。かなり気持ちいい。
ダイビングができる場所、サーフィンができる場所、お茶が有名な場所など
1時間も走れば誰もいないような場所にいける。そこには壮大な自然が広がる。ドライブに行った日は必ず温泉に入るようにしている。どこに行っても温泉がある。地元の温泉に浸かり、露店で夕日を見たり、いつもと違う場所で夕日を見たりするのが気持ちいい。

軽トラ
開聞岳

夜はお酒を飲みながら料理をする。
料理といっても簡単なものしか作れないので夜ご飯はすぐに終わる。
片付けが終わったら、焼酎を持って外で星をみる。
たまには音楽を聴きながら。流れ星が見えると嬉しい気持ちになる。
今、何時でどこにいるのか。自分の状況など関係なく、星を見ることが何よりも大切なことなんだと思ったりもする。

そうして1日が終わる。
これが南さつまの生活。
このままずっとこれでいいかなぁとも思う。
きっと、この生活はいいと思う。


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