果物を入れたビールを作る

2023年10月1日 13:46

「福繁食品麦酒醸造部」というクラフトビールメーカーです。香川県東かがわ市で女性醸造家ひとりでビール醸造しています。コンセプトは「楽しい時間を盛り上げるビール」「ビールが苦手な方にも飲んでいただきやすい入口のビール」です。

当醸造所は女性ひとりで運営しております。平日は外出で不在の場合もございますので、ご訪問の際には事前連絡をお願いします。土日12時〜17時は醸造所での瓶販売日ですので、常時在中しております（イベント時は不在）。詳しい予定は弊社Facebookをご確認ください。
「福繁食品のFacebookのページ」

このところ醸造所では、いつになく頻繁に仕込みが行われています。夏に鬱になってしまう醸造長ですが、少し暑さが和らいだことで働けるようになった模様です。加えて、週末は広報担当である私も醸造所にお手伝いに入るようになりました。人手が多い方が良い単純作業、醸造長が苦手な片付けなどで活躍!?しています！

夏から秋にかけて、果物が美味しい季節！まずはピオーネの登場です！

そのまま食べても美味しいぴかぴか！のピオーネちゃん！志度の長谷ぶどう園さんから仕入れさせていただいております。

古めかしいNational製！のジューサーで絞っていきます。もっと新しいジューサーを買ってみたこともありましたが、こちらの方が使えました。しかし家庭用の機械なので、延々時間がかかります。

広報担当は今回初めて果物系ビールの準備に入ったのですが、下ごしらえ作業の時間のかかること！絞るだけで数時間……まだジューサーと言う文明の利器があるだけありがたいといったところ。

このピオーネたちは「ぴかぴかピオーネ」というフルーツビールになります。今年仕込み分も完成しました！瓶販売も開始します！

次なる登場はすだちちゃんです。

こちらの下ごしらえにも参加。そのまま水洗いしたら、皮の綺麗なところをピーラーで削っていきます（皮も仕込む時に一緒に入れます）。あとは包丁で切れ目を入れて、ひたすら手で！絞っていきます。大きなバケツ2つ分のすだちを数時間かけて絞っても、とれる果汁は2〜3リットルという……なかなか厳しい作業です。しかしそれだけの果汁でも、200リットル分のビールにしっかり香りを残してくれるのがすだちの凄さ。皮の風味も相まって、とても爽やかなビールになります。