こんにちは。
エンゲル係数高めのOL（管理栄養士の資格所持）が
仕事が忙しくて食事に時間をとれない、食に対して関心はないけど健康には気をつかう方たちが食すると噂の完全栄養食（完全食）をご紹介します。

「完全栄養食（完全食）」とは
一般的に、公的機関が策定した食事摂取基準に基づき、1食に必要な栄養素がすべて必要量以上含まれる食品が、完全栄養食と呼ばれています。
（BASE FOOD HPより）

完全食を事業にしている企業は世界で約50社ありますが、日本の2社を見てみましょう。

BASE FOOD

商品は1食で1日に必要な栄養素の1/3がすべてとれるという主食（パン、パスタ）があります。

完全食は粉末タイプのものが多いので食事の代替というイメージが強いですが、BASE FOODは主食なので食事をしている感覚です。

①BASE BREAD

穀物パンに近く、焼く前から香ばしいかおりです。
普通のパンとほとんど違和感はありませんが、パンそのものの味を味わうというより、何かつけて食べた方が食べやすいです。

私は、クリームチーズとピーナッツバターをつけて食べました。

②BASE PASTA

BASE PASTAはフェットチーネ、アジアンの2種類のタイプの麺があります。

パスタはレンジでも調理できるので、便利です。フェットチーネは糖質40％オフなのも魅力的。

パスタは噛みしめると苦みが残るのと、若干粉っぽいです。味の濃いパスタソースと食べるとほとんど違和感なく食べられるのでおすすめです。

今回は、フェットチーネにS＆Bのパスタソース（予約でいっぱいの店のボロネーゼ）をかけました。

COMP

日本初の完全栄養食。商品は粉末タイプとグミがあります。

下記を見ていただいたらわかるように、寝食忘れて夢中になるものがある人に人気があるようです。

もう、バランスなんて考えなくていい。
その夢中に、完全な栄養を。

①COMP POWDER

シナモンの味がします。味があまりないので、他のものに入れても邪魔しません。

②COMP GUMMY

世界初の完全バランス栄養食グミ。UHA味覚糖との共同開発により実現。
ヤクルトを薄めたような味です。

グミのみで1日に必要な栄養素をとろうとすると、
20代男性（運動量少ない）は1日230粒（1日3回にわけて摂取すると1回77粒）が目安になります。

間食として食べて栄養補給できるのは良いですが、食事の代替とするのは私には厳しいと思いました。

これから

ビル・ゲイツも出資するなど食ビジネスは世界中で注目されており、完全食もその中の１つです。
日本での完全食の市場は、2024年に145億になるともいわれています。

BASE FOOD(※1)、COMPはECサイトでの販売のみでメーカーから直接消費者に商品を販売するD2C（Direct to Consumer）をとることで中間マージンを抑えています。

ただ、お試しセットを除くと最低購入ロットがやや大きいので購入するのを躊躇してしまう方も多いのでは。

ポップアップ店舗で購入できる機会があればもっと気軽に完全食を試せるので期待しています。

※1　実店舗での販売もあるようです。
株式会社プロントコーポレーションとコラボレーションし、ベースフード×プロント共同開発メニュー、完全栄養パスタ「ミートクリームソース BASE PASTA®」を、全国の「カフェ＆バー プロント」226店舗にて、3月16日(月)より販売開始します。