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新しい扉を開いてくれた本たち

以前に比べると本を読まなくなりました。でも、書店に行くのは大好きで、表紙を見ながら「これ!」と思う本を手にしてパラパラとめくってみて、なにか「ピピッ!」と来る本に出会えると、とても嬉しいです。

小説、エッセイ、実用書など、いろいろな分野の本を読みますが、その中で時々気になって書店で立ち寄るのがスピリチュアル関連のコーナーです。

もともと「スピリチュアル」とか「精神世界」という言葉はあまり好きではありません。それは、これらの言葉はなんとなく、普段生活している世界と「ちょっと違う特別な世界」というイメージがあるように感じるからです。例えば、前世がどうとか、どこがパワースポットだとか、ヒーリングだとか、そういうことを扱う世界です。

私は、スピリチュアルとは特別なことではなく、自分の心に素直に従って生きることだと考えています。そういう意味では全然特別なことではなく、それこそが自分らしい生き方なのだと思います。

1:「期待しないこと」の大切さを知る

書店でなんとなく気になって手にした本。これがウィリアム・レーネンという人との出会いでした。

この後、彼の著書を数冊読みましたが、その中で印象に残ったのがアファメーションについての一文です。

どんなものがやってくるか、いつ起きるかなどについては期待しないことです。例えば恋人が欲しいときに、「こういう外見で、日本人で、お金があって・・・」と期待して制限するのではなく、「私は愛にあふれ、心地よい恋人を受け取る準備ができています」というように、恋人といて幸せで満ち足りた自分をイメージしたら、あとは宇宙に任せましょう。

何か目標を達成したい時など、「〜を達成したい」と願います。でも、彼は具体的な期待ではなく、得たい状態をイメージし、さらにそれに執着しないことの大切さを語っています。

アファメーションについては以前から知っていましたが、「期待することが制限になる」という考えはありませんでした。これがきっかけで、「自分が創造する以外に、もっと効果的で大きな結果をもたらす手段が存在するかもしれない」と考えるようになり、より自由な発想ができるようになりました。

2:大きくシフトするきっかけになった本

私はずっと、「バシャールという人は、どこかに住んでいるスピリチュアルな人」だと思っていて、この本を読むまで、彼(と言って良いのかどうか分かりませんが)が地球人ではなく、主にダリル・アンカというアメリカ人のチャネリングを通じてメッセージを送っているということを知りませんでした。

私がnoteでもブログでも書いているように、以前から「思考が現実を作っている」ということは信じていましたが、バシャールと出会ったことでそれがより確信につながり、そして「思考は今まで自分が思っていた以上に大きなパワーを持っている」ということをあらためて認識できました。

冒頭にも書いたように、私自身がずっと「スピリチュアル」という言葉に何か特別なイメージを持っていたこともあってあまりこの言葉を使わず、また、「宇宙の法則」などという表現も意識して使いませんでした。

ただ、noteやブログで書いていること、例えば「ポジティブでいることの大切さ」や「リラックスした方が上手くいく」ということ、さらに「どうしてバリであんな出来事があったのか」ということについても、バシャールが伝えていることを理解すればするほど「その通り」と思えてきます(「バリでの出来事ってなに?」という方は、こちらのマガジンを読んでみて下さい)。

私は、「幸せで豊かな人生を送るためには、具体的な手段を学ぶのではなく、考え方が大切」と考えていますが、この本との出会いは、私の考え方をさらに大きくシフトさせてくれるきっかけになりました。

3:バシャールを読んだらエイブラハムも

バシャールの次に私が出会ったのが、こちらのエイブラハム。どちらも人の名前のようですが、実際は「人」ではなく、意識の集合体です(「宇宙意識」というと、それだけで拒否反応を示す人がいるので、私は普段はそういう表現は使わないのですが、今回はあえて使ってみました)。

エイブラハムは知らなくても、「引き寄せの法則」は知っている人が多いでしょう。

実は私はこの言葉もあまり好きではないんです。なので、noteでもブログでもほとんど使った事がありません。なぜかというと、引き寄せの法則は間違って理解している人が多いと思っていて、そういう人がこの言葉を聞くと、その人が思っている「引き寄せの法則」がイメージされてしまうからです。

この本はエイブラハムの言葉をまとめたものなので、彼の教えについて正しく理解したいと思うのであれば、あれこれ手を出すのではなく、これを読むだけで充分だと思います。知識はたくさん入れれば良いというものではなく、それを自分のものにして、実際に行動に移して「知恵」として自分のものにすることが大切です。

引き寄せの法則は、決して「起きて欲しい事を考えていればそれが実現する」というものではありません。でも、ネットで検索してみると、ここを正しく捉えていない人がとても多いように感じます。

物事を引き寄せるのは、あなたの「考え」ではなく「思い」、つまりエネルギーです。頭で考えただけで全てのことが実現するほど単純ではありません。ただ、思いのパワー、エネルギーの重要さについては正しく理解しておいた方が良いと思います。

世の中にはたくさんの情報があります。私の考え方の基本は、それらが「正しいかどうかではなく、自分に役立つかどうか」で判断することです。ここで書いていることや、紹介している本に書かれていること、それら全てが正しいと言うつもりはありません。

ただひとつだけ言えることは、これらの考えを取り入れることで、私自身は大きく変化し、幸せな人生を送ることができるようになったということです。あくまでも個人の意見としてお読み下さい。よろしくお願いします。

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