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藍色

お久しぶりです。フクゾーです。https://www.instagram.com/___fukuzo___/
最近何かと忙しく更新できずに日々悶々としておりました。noteの話もいくつかはストックしているものの今日は自分の好きな色にまつわる話を書こうと思います。instagramのストーリーにちょろっと書いたところ結構反響があったのでもしかしたら共感できる人が多いのかなと思ったりしました。

話は今からさかのぼることウン十年…まだ自分が十代の頃の話。
当時付き合っていた彼女がいました。人のことをあんなに好きになることは
もうないんちゃうかなてくらい好きやった人。そんな彼女が好きだった色があった。それはとても深い青色。藍色て表現が一番近いかもしれない。
彼女が好きだと言うその色を自分も好きだということ。たくさんの「好き」を共有できたことが嬉しかったし安心した。今思えば彼女との「好き」をたくさん共有することは彼女と繋がっときたい一心の現れだったのかもしれない。

当時彼女のことをよく撮っていたカメラマンがいて、その人が撮る彼女の写真がめちゃくちゃ素敵やったのを覚えている。いわゆるリバーサルのベタ焼きで自分が知っている彼女とはまた少し違う一人の女性の姿がそこにはあった。

恥ずかしそうに、けど嬉しそうに見せてくれたリバーサルに写るその色はまさに彼女が好きだと言っていたその色でとても深くて綺麗な藍色だった。
今でもその色に出会うと胸がざわつくし今でもその色が好きな自分がいる。
「あーこれがいわゆるエモいてやつか」と妙に納得したのと同時に写真てのはやっぱり凄い力を持っているんやなぁと改めて思った。

今でもずっとどこかでその色を探していて、ずっと追い続けているのかもしれない。お互いもう何十年も前のことやし向こうはそんなこともう忘れてしまったかもしれない。けどいつかどこかで自分の写真を見た時にふと思い出すことがあるかもしれない。そんな風に思ってしまうからどこかにいく度にその色をつい探してしまう。


罪な女(ヒト)に罪な色

それはきっといつまでも藍色(愛色)なんだな。

あなたの愛色は何色ですか?
みなさんの色にまつわるストーリーが知りたいです。
またいずれどこかでお話しましょう。それではまた。


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