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私は苦しむことで、誰かに復讐していた

昔のブログを読んでいると

今から12年前に亡くなった義母のことを書いてました。

義母を介護をしていた時のことも

16年位経つので記憶が薄れてきています。

当時は、ビデオのように記憶していたように思っていました。

何時頃に、こう言っていた、やっていたなど

時間も意識して見張っていて

病院でお話しする時に、忘れるからメモにも書いてました。


メモなどを全部捨てたので

今覚えているのは

辛かった

悔しかった

寂しかったという感情になっています。


義母が入院したり、施設に入って

訪ねたら嬉しそうにしていたのですが

私は、面倒をみられない自分を責めていたように思います。

だから、その後義母の認知症が進んで

余り分からなくなった時に

私は、ホッとしたのです。



忘れてくれて良かったって。



そんなことを思い出しました。


忘れてくれたから

心穏やかに接することが出来るようになりました。




そして、私もいろいろな事を忘れつつあって

今心穏やかにいられるのだなと思うのです。


時間が解決することもたくさんあります。

仕事

不妊治療

介護

人間関係

うつ


何時までも忘れられないのって、自分の中の怒りと結びついている時が多いと思いませんか。

怒っているから、何度も何度も繰り返し思い出して、その記憶を強固なものにしているのかもしれません。

そして、苦しむのです。

「うつ病者にとって、苦しむのが最大の救いなのである。」
「苦しむことで”隠された敵意”を間接的に表現しているからである。」

(うつ病は重症でも2週間で治る、もし・・・・・・「つらい生き方」をやめる心理学P54・53)



だから、

自分の感情に耳を傾ける。

良い悪いを抜きにして

自分の感情を聴いて、そうだったんだと認める。


それが、癒しへの初めの一歩です。

いろいろある自分のことを、もっと研究して、みんなにホッとしてもらう生き方のヒントを伝えたいので、サポートをよろしくお願いします。